きときとノート

[特集・連載] きときとノート

「きときと」とは富山県の方言で、新鮮な、活きのよい、という意味です。 私がこの言葉を知ったのは、音楽家の高木正勝さんの楽曲のタイトルがきっかけでした。 ある映画のために作られたその楽曲は、躍動感溢れるシーンとあいまって、命が輝きながら走り出すさま、大自然の美しさ、力強さが見事に表現されています。 飲料水のCMにも起用されていたので、タイトルは知らなくても耳にしたことがあるという方も多いかもしれません。 さて、そんな「きときと」と名付けたこのノート。 私はライター業や文字起こしというお仕事に関してまったくの初心者であり、一田さんのお手伝いをさせていただく日々は、たくさんの発見に満ちています。 その新鮮な驚きを「きときと」と呼び、ここに綴ることで、みなさんにお裾分けできたらと思いました。 (もともとはお魚の鮮度に対して生まれた言葉だったとか。富山県のみなさま、本来の用途とは異なる点、どうかご容赦くださいませ…!) 心が動いた瞬間を、そっとノートに記すように。 読んでくださるお一人お一人へ、お手紙を書くような気持ちで。 きときとノート、始まります。