Vaundyってすごい! と情熱大陸を見て思う。

やっと、原稿と校正がひと段落しました。
は〜。
今回はいろいろ大変だったなあ〜。

この1週間、まるで心のゆとりがなく、さぼっていたウォーキング。
今朝はやっと「よし!」と出かけることができました。
一年の中でいちばん夜明けが遅い今、
真っ暗な中を、首からライトをさげてテクテク。
今日は、糸のように細い三日月が見えました。
たったこれだけでも、あ〜、シアワセじゃ!と思えます。笑

ストレッチ&筋トレをして、拭き掃除をしたら、
ホコリがたくさん溜まっていました。
ウォーキングをパスすると、掃除もパスしちゃっていたので。
ひさしぶりにさっぱりしました!

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

さて……。
先日、Tverで「情熱大陸」を見ました。
作詞、作曲、編曲をすべて手がけるミュージシャンで、映像のディレクションも行う
マルチアーティストのVaundyさんの回でした。

私が初めてVaundyの曲を知ったのは「踊り子」だったと思います。
知らない間にするするっと登場して世界的なヒットとなっていった。
これだれ?
と思ったら、もじゃもじゃ頭の彼でした。

番組では、普段の制作の様子をライブで追ったり、
ロンドンでフルオーケストラの収録の様子までレポートしたり。

4〜5時間、曲作りに没頭するなんてザラ。
パソコンで音を取り入れながら、どんどん曲が出来上がっていく。
レコーディングでは、細部まで徹底的にこだわる……。
もう才能が、体からこぼれ出しているようで、
そんな様子にあっけにとらわれながら見入りました。

そんな中で印象的だった言葉があります。
自分のミュージックビデオの映像のディレクションや
ジャケットの写真撮影も行う彼。
インタビュアーの
「音楽はすごいけど、映像や写真は普通だね、といわれる怖さはない?」
というちょっと意地悪な質問に対して
「怖いですよ」と正直に返事をしてから
こんなふうに語っていました。

「新しいものって、雑だったり、汚いとか下手くそとか
そういうところから出ると思っている」。

うわあ、すごいなあ〜。
完璧主義者のように見えるけれど、
でも、最初の一歩は手探りで、
そのクオリティは、自分の中で「まだまだ」だったり、
ブラッシュアップできてないかったり、
下手だったり。

それを覚悟の上で出す……。

つまり「いいもの」って、
完璧だったり、美しかったり、上手なものではない、ってこと。

でも、そんな「雑で汚くて下手くそ」なものを出すって、
すごい勇気がいるだろうなあと思うのです。

もうひとつ。
彼が昔通っていた音楽教室に行って、
若いミュージシャンを前にトークをする場面がありました。

そこで、「みんなは、あの人になりたい、この人になりたい、と考えない方がいい」と

そしてこんな風に語っていました。

「リスペクトとディスリスペクトを常にバランスよく持っておかないと
つくってて、自分の曲がいい曲に聴こえなくなる」

この「自分の曲がいい曲に聴こえなくなる」というところががび〜んと胸に響きました。
自分はダメだと落ち込む日もあるし
あの人はすごいなと憧れる日もあるけれど、
「よし、大丈夫だ」
と自分を信じられる日がなければ、
自分の中からせっかくいいものが出ていても、それが「よく聴こえなく」なるんだなあ〜。

一流のアーティストの言葉は深くて、
いろんなことを考えさせられました。

 

Tverで、2夜連続放送分が見られます。

みなさま、今日もいい1日を。

 

 


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