かっこいいより、見やすい照明を! デスクライトを買ってみた。

昨日、歌舞伎座に行ったことを書いたら、
舞台上の幕は、「絨張」ではなく、「引幕(ひきまく)」と呼び、
普段は黒色柿色萌葱色の三色の”定式幕(じょうしきまく)”なのだけれど、
今回のように襲名披露のときには、ご贔屓筋から贈られる「祝幕」なのだ
と教えていただきました。
勉強になるなあ〜。
ありがとうございました。

上の写真は、歌舞伎座内のお店で買った鍵もち。
ちょうど、まったく別件でこの京都のお菓子のことを知り
いつか食べてみたいと思ったら、
歌舞伎座で販売されていると知って、
さっそく買って帰りました。
きなこどっさりでおいしかったです!

それにしても、きのうはたくさんの歌舞伎好きの方からコメントをいただき、
改めて、お好きな方は熱心なのだなあと思い知りました。

好きなものができると、
「好き」をまんなかに、人ともつながることができるんだなあと実感しました。

さて……。
最近「無印良品」で小さなデスクライトを買いました。
というのも……。
我が家では、夜はオレンジ色の電球色のLEDを使っていて、
ちょっと暗めが古い家とよくあっていい……
とずっとこれで過ごしてきたのです。
でも、だんだん老眼が進み、夜、本を読むのがつらい……。

本当は家具ショップ「ハイク」のフロアライトがかっこよくて
ずっと憧れているのだけれど、お高い……。
そこで、迷いに迷って、「無印良品」で買ったのでした。

これを、夜本を読むときだけ出してきて使うことに。
すると、めちゃくちゃよく見えて、読書の時間がぐんと充実するようになりました。

日中は食卓の下に、「無印良品」のファイルボックスをセットして
そこにこのデスクライトと延長コードをしまっておき、
本を読むときだけ出してきます。
小さいので、食卓の上で、ソファの横で
と持ち運びができるのもいいところ。

若い頃は、とにかく見た目重視。
かっこよくなくちゃ!
と思って、便利なことより、デザイン性を優先していたけれど、
歳を重ねると、自分がラクなこと、便利なこと、機能的なこと
の優先順位が高くなってきました。

そういえば、パーマネントエイジの林夫妻も、
リフォームの際に、家中の照明を白熱灯から蛍光灯へと変えた、
とおっしゃっていたなあ〜。

鍋も軽いものへ、
靴はレースアップシューズからスニーカーへ、
など、選び方が変わってきたものがたくさんあります。

誰かに見せるためではなく、自分のために。
もちろん、美しいこと、デザイン性がいいことは
今でもとても大事に思ってはいるけれど、
何より、過ごす時間を心地よくするものを
選びたいなあと思います。

みなさんは、ものの選び方、歳とともに変わってくるでしょうか?

 

今日もいい1日を


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