毎朝のウォーキングで、刻々と変わる紫陽花の花を眺めるのが
楽しみでなりません。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
やっと出張三昧の日々がひと段落し、週末は久しぶりに自宅でゆっくり過ごしました。
シーツを洗って、部屋中を掃除し、
豆を煮て……。
くるくると動きながら、「ああ、やっぱり私は家で過ごすのが好きだなあ」
と改めて思ったのでした。
部屋が片付いたら、ちょっと外出。
平井かずみさんのアトリエ「皓」で開催されていた
ベルリンで作陶されている久世康浩さんの展示会へ。
小さな香油入れ(かな?)を連れて帰りました。
その後、東京で開催されていた板倉直子さんのお店Dajaのポップアップへ。
スタッフのエスミさんが履いていたパンツが素敵で、
思わず同じものを購入してしまいました。
というのも……。
今までずっと続けてきたスタイルが、突然「なんだか似合わないなあ」
と感じるようになることがあります。
このブログにも、冬に今までのセーターが似合わなくなった話を書きました。
この春から「むむむ……。似合わない」
と違和感を感じるようになってきたのがパンツです。
これまで、ツータックでお腹周りがゆったりしているけれど、
テーパードかストレートのシンプルなパンツが好きでした。
それに、ちょっとフリルのついた甘めのシャツをインして着る。
これが、いつものスタイル……。
ところが、最近パンツにシャツをインすると、
なんだか「まじめ」っぽすぎて、イケてない気がする……。
よくお腹が出たおじさまが、シャツをインしてきて、
お腹の上にベルトがのっている……
みたいな気持ちがするのです。笑
ちょっと選ぶパンツを変えてみようか……。
もうちょっとワイドなパンツがいいのかも。
と思うようになりました。
そんなとき、思い出したのが、以前からエスミさんがよく履いていて
何度も「それどこの?」と聞いたパンツでした。
それが、「ハバーサック」のもの。
さっそく買いに行ってみました。
実は、Dajaのポップアップにいく前に、手に入れていたのが右のネイビー。
これ、シルク製なのです。
ワイドパンツを履くと、ただでさえ167センチと背が高い私は、
より「おっきな人」に見えてしまうので、
何度か買ってみたのだけれど、結局履かなくなっておりました。
なので、ワイドなんだけれど、落ち感があり、あまり広がらないもの……
を選んでみることに。
シルクのパンツは、そこまで艶がないので、いわゆる「シルク」には見えないのがいいところ。
驚くほど軽くて、これは夏でも涼しそう!
これとまったく同じ形で、コットン製なのが
今回Dajaで買ったものです。
コットンなんだけれど、薄手でパリパリとした素材感なので、
ボリュームが抑えられていい感じ。
ちょっとゆったりとしたシルエットで着てみるのが楽しみです。
おしゃれでも、部屋作りでも、料理でも、
「これでよし」と落ち着くことは、めったにないのだなあと思いました。
歳を重ねて、自分のスタイルが決まり
「これが最終形!」と思うのに、いつしかそれに違和感を感じるようになって、
「今の気分」に合うように、アップデートする日がやってきます。
まだ迷うの?
とほとほと呆れてしまうけれど、
私は、この「揺れる時期」というのが、案外好きです。
「なんだか違う」と思うから、
「じゃあ、なにが合う?」と探す気持ちがむくむく湧いてきます。
「これかな?」「あれかな?」と探すプロセスの中で、
新たなものに出会ったり、知らなかったことを知ったり。
私はおばあちゃんになるまで、永遠に
「こうじゃないかも?」と
ウロウロするのかもしれません。
そんなウロウロの中で、新たなワクワクを探すことを楽しみたいと思います。
みなさんは、ウロウロすることありますか?
今日もいい1日を。