新しいコンパクトフライヤーを買った日

先日、和歌山県新宮のお魚屋さん、中本さんがおばあさまの庭で拾ってきたという
梅を送ってくださり、さっそく梅シロップをつけました。

スーパーで売っているものとは違って、不揃いで、そばかす顔もあるところがご愛嬌。
ひとつひとつ拾ってくれたご家族の姿が見えてくるよう。

私は失敗しないよう、一度梅の実を凍らせてから、
氷砂糖と漬け込みます。

水が上がってきたら、瓶を持ち上げてカラカラ振るのも楽しみです。

さて……。
先日新潟の燕三条に取材に行ったときに、
帰りの新幹線乗り場に、地場産業のショップがありました。
よくあるお土産物屋さんのレベルを超えていて、
まるでミュージアムショップのように
デザイン性のある道具がずらりと並んでおりました。

そこで思わず買ってしまったのがこれ!

ミニサイズの「コンパクトフライヤー」です。
4w1hというブランドのもの。

夫が人間ドッグでひっかかってから、揚げ物を封印している我が家。
でも、ときどきたまらなく食べたくなって、
半年に一度ほど、揚げ物のおかずを作ります。
春巻きだったり、コロッケだったり。
さらに、高野豆腐を揚げてから煮たり、
野菜の素揚げを作ったり。

以前ほどたっぷりは作らなくて、ちょびっとだけ。
なので、以前の揚げ物鍋はほとんど使わず、フライパンに油を少し入れ、
「揚げ焼き」のようにしておりました。

でも……。
揚げ焼きと、高温の油に放り込んでカラッと揚げるのでは、
やっぱり仕上がりが違うんですよね〜。

そんな時に出会ったこの鍋。
小さくて、底の面積が狭いので、少量の油を入れるだけで、
ちゃんとコロッケや春巻きを、ポトンと油の中に放り込むことができ、
「いつもの揚げ物」ができるのです。

付属の網は、出来上がった揚げ物の油を切ることができ、
トレイでは、小麦粉をまぶしたり……と衣付けも。

使ったあとは、蓋を閉めてオイルポットとしても使えるそう。

これが使いたいがために、
昨夜は久しぶりにコロッケを作りました。

じゃがいもを茹でてつぶして、
玉ねぎと挽肉を炒めて加え、
俵形に丸めて、衣をまぶします。

コロッケに必ず添えるのは千切りキャベツ。
これは、夫の担当です。

カリッ、サクッ!
久しぶりの揚げ物は、おいしかったなあ〜!

先日、おへそ編集部の木村愛ちゃんと、
取材先のお店でおいしい餃子の皮を買って帰りました。
帰りの電車の中で「家で作る餃子がいちばんおいしいよね〜」
「やっぱり作りたて、焼きたてがおいしいよね〜」
とすっかり意気投合!

コロッケもそうだなあと思うのです。
有名肉屋さんで買うコロッケも確かにおいしいけれど、
やっぱり自宅で、じゃがいもを茹でて、
ほくほくのところをつぶして、
挽肉と混ぜ、
「あちち」と言いながら丸めて、
パチパチという油の中で揚げ、
「さあ、食べよ!」といただくのが最高においしい!

次の揚げ物dayには、
梅シロップのソーダー割を添えて、乾杯できるかも!

いつもなら、ご飯の支度がめんどくさ!と思うけれど、
新しい道具を買うと、
ワクワク楽しくなりますね。(単純!笑)

みなさんは、最近おいしいもの作りましたか?

 

今日もいい1日を。


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