寒い日が続きますね〜。
満開だった桜は、まだ大丈夫かしら?と思いながら、
今日もウオーキングはお休みです。
我が家の庭の白いヤマブキも少しずつ咲き始めました。
今日からもう4月!
1年の4分の1が過ぎたなんて信じられません。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
私は、昨日は車で三浦半島まで打ち合わせに。
帰りには、産直のお店に行って、大きな大根を買って帰りました〜。
三浦大根かな?と思っていましたが、どうやら時期的にちょっと違うよう。
でも、帰ってさっそく炊いてみたら、おいしかったです。
さて……。
時々、このサイトでもご紹介している、為末大さんのnoteで、
「そうか〜」と唸ってしまう記事がアップされました。
テーマは「自己肯定感を分解する」。
ここでも度々書いているように、
私は自己肯定感が低くてペシミっ子(=ペシミストという意味)。
なかなか自分にOKを出すことができず、
「ああ、ここがダメだった」「あそこがまだまだだ」
と自分に足りないことを数えては、
それをエンジンに頑張ってきました。
だからこそ「自己肯定感が低い」と考えてきたのです。
でも、ほんとにそう?
と最近考えるようになりました。
もしかして、私は単に怖がりなだけで、
ほんとは
「私は大丈夫」「私はできる」って思っているのかもしれない……って。
自分を信じて、なのに失敗するのが怖いだけ。
でも、本当は自分はちゃんと力があると信じている……。
そんな気がしています。
だったら、ちゃんと自分に対する扱い方を
上書きして、訂正してあげた方がいいんじゃかろうか?
そうすれば、もっと自分を大切に、生きていけるんじゃないだろうか?って。

我が家の白いヤマブキ
為末さんは、この「自己肯定感」を分解し、
その正体をとてもわかりやすく解説されていました。
まず、肯定とは、「こちらが良いと決めている方向に合致していること」。
でも、「これが幸せ」とか「これが価値がある」ということは、測定不能ということも多いのです。
その上でこう綴られています。
「植物も動物も自己肯定感に悩みません。
自己肯定感の不足に悩む人は、不足そのものではなく、
自己肯定感への着目と、それを定義する物差しに悩む人でもあります」
そして、為末さんの「自己肯定感」の定義がすばらしい……。
「私の感覚では、物差しも方向もなく、自己がその時のありようのままでただひたすらにそこにある。
善も悪もなく、肯定も否定もなく、充足も不足もなく、私がただある、
と直感するのが自己肯定感のように思います。
素晴らしいから自己を肯定するのではなく、
こんなしょうもない私であってもokという状態です」。
「自己肯定感とは、どこか遠くに真実があるのではないかと探すのをやめ、
昔からずっとそばにあったものを黙って受け止めることではないかと、私は考えています。
それは自己肯定感というよりは、自己の忘却による静寂という感じがします」。
「自己の忘却による静寂」という素晴らしい言葉に「う〜ん!」と唸ってしまいました。
私が今、ここにいる。
という状態は、否定しても否定しきれません。
だってもうここにいるのですから。
でも、私たちは、どうしても「今の私の状態」を
ものさしで測りたくなる……。
仕事ができるできないや、
いいお母さんかどうかや、
センスがいいかどうかなどなど。
つまり「足りているかどうか」は、
自分で作った「ものさし」で判断しているということ。
その「ものさし」自体が、正しいか否かはとても不安定な事実だってこと。
だったら、そんな不確実なものさしなんて、手放しちゃえばいい。

週末、やっと冬物のセーターを洗いました。本当は平たく干す方がいいのだけれど、面倒臭いのでハンガーで。(笑)
もちろん、自分で作った「ものさし」で「足らない」と判断して、
そこから頑張る、という時期は必要だと思います。
でも、きっといつまでも同じ「ものさし」を
持ち続けるのが危険、ってことじゃないかなあ。
「あの人と同じようにできるようになりたい」
とか
「みんなにいいって言ってもらいたい」
など、
自分がどうやって「ものさし」のメモリを決めたのかを
振り返ってみると、それが思っている以上にいい加減だったりします。
自分で勝手に作った「ものさし」に
自分が振り回されるなんて、なんだか馬鹿馬鹿しい……。
だったら「ものさし」を放り出して、
私は私にしかなれない……、
と静かに自分を受け入れてみる……。
勝間和代さんの今週のサポートメールも偶然にも「自分を大切にする技術」でした。
この中で勝間さんは、
「自分が自分の一番の親友になることを目指す」
と書いていらっしゃいます。
親しい親友に接するように、自分にも接してみる。
自分をいじめず、自分にダメ出しをせず、
親友に語りかけるように、できるようになるために何ができるかを考え伝えてみる……。
歳を重ね、人生後半になって、
残り時間の方が少なくなるからこそ、
自分を否定して頑張り続けるよりも、
自分に優しく、自分と仲良しでいたいなあと思うようになりました。
みなさんは、自分と仲良くできていますか?
今日もいい1日を〜!