年末年始は実家で母の手伝いをし、
東京に戻るとすぐに「大人になったら着たい服」の
撮影、執筆が始まってバタバタしていたので、
入稿がやっとひと段落してから
夫と弾丸温泉ツアーに行ってきました。
草津温泉の湯畑の周りは、
まるで原宿みたいに若者がいろんなお店に行列を作り
食べ歩きを楽しんでいたので、
私たちは、ちょっと散策しただけで、
とっととお宿に戻ってのんびりしておりました。
天下の三名泉と言われるだけあって、
透明のお湯は少しとろみがあって気持ちがよく
肌がツルツルになりました。
出かける前に、ワタクシは決心しておりました。
「喧嘩はしない!」「怒らない」って。(笑)
夫といると、小さなことですぐプリプリしてしまうワタクシ。
でも、「こうしてふたりで、旅に出るだけでシアワセだなあ」
と思う昨今。
「今」を味わわなくちゃ!」と思ったからでした。
ちゃんと心してでかけると、変わるものですね〜。
車の中での会話も、
いちいち「ちがうやん!」と否定せず、
「そうやね〜」「そうかもね〜」とつなぐと、
話がどんどん盛り上がり、いい感じに!(笑)
普段、家でもいろんな話はするけれど、
ひとつのテーマを掘り下げてじっくり話すことができるのが
旅先のいいところ。
今回、私たちにしては珍しく、
「これから」のことを、とても具体的に話しました。
なんとなく不安な老後。
なんとなくそれぞれが考えているこれからの時間。
なんとなくの夢。
そんなあれこれを、互いにどう考えているのか、
少しずつ言葉にしてみると
「へ〜。そうやったん!」
「ふ〜ん、そんなこと考えてたん!」
と思うことがいっぱい。
この到着までの車中でのおしゃべりだけでも、
今回の旅を決行して、よかったなあ〜と思ったのでした。
毎日一緒にいても、理解しあえていることって、
意外に少ないのだなあと、
改めてちゃんと言葉にすることの重要さを思い知りました。
夜、温泉に浸かりながら考えました。
もし、私ひとりが温泉に来ていたら、
どんな感じかなあ〜って。
その時はその時で、ひとりを楽しむことができるのかもしれないけれど、
やっぱり話す相手がいるというのはいいもの。
私は、夫を壁打ちの相手として、あるいは鏡として、
自分を写し、考えるきっかけをもらっているのだなあと思います。
普段は文句ばっかり言っているけれど、
感謝しなくちゃ!
と草津のお湯が教えてくれた気がします。笑
みなさん、おすすめの温泉や温泉宿はありますか?
今日もいい1日を。