誰の足跡もついていない道を

クリスマスが終わると、急に師走感がアップしますね〜。
みなさま、どんなクリスマスを過ごされたのでしょうか?

私は、インフルエンザで一旦キャンセルした、
カードのポイントで泊まれるホテルへ、
リベンジで1泊で行ってまいりました。
と言っても、ただ泊まって、
卓球をしたり、テニスをしたり、大浴場に入ったりして、
帰ってきただけなのですが……。

私より下手っぴの夫相手のテニスでは、
私はほとんどが球拾い係だったのですが、
それなりに楽しかったです!

「私たちが80歳ぐらいになったら、
あの時、あそこでテニスしたね〜って言い合うのかなあ」
なんて話をしていました。

昔は旅をすると言うと、
スペシャルなことをしないと気が済まなかったけれど、
日常をちょっと離れて、ふたりで何かができるだけで、
ま、いいかと思うようになりました。

さて……。
先日、「大好き探し」をしようと思う、と書きました。
めちゃくちゃ一生懸命探しているわけではないけれど、
なんだか気になる……と思ったら、
検索したり、You-tubeを見たりと、
ミーハータイムを過ごすようになりました。

こっちのけんとさん、落語家の林家つる子さん、ミュージシャンのビアリストックス……。

その中で「新しい学校のリーダーズ」のドキュメンタリー番組を見ました。
ヘンな踊りだなあ〜。
ヘンな曲だなあ〜。
と思いながら、一度見たら忘れられず、なんだか気になる……。
そこで調べてみたら、
グループのコンセプトは、
「模範的なヤツばかりが評価されるこの時代、くだらない不寛容社会から、個性と自由ではみ出していく」
なのだとか……。

テレビでは、デビュー前のエピソードとして、
いつも4人で集まって、曲を作り、踊りを考えていたと語られていました。
その時にも、常に「誰もやっていないことをやろう」
と話し合っていたそう。

すごいなあ〜。
私が若い頃のことを思い返してみたら、
「誰かと同じ道を歩くにはどうしたらいいだろう?」
とばかり考えていた気がします。
「正解」は何かを早く見つけて、
その「正解」への道を走り登ろう!って思ってよなあ〜。
「正解」なんて、なかったのに……。

そして、彼女たちは
「正解」は自分たちで決める!
もしくは、
「正解なんてクソくらいだ!」って思っているんじゃないかなあ〜。

優等生体質の癖は一生抜けなくて、
60歳になった今も、
人生後半の正しい歩き方はなんなのだろう?
とつい考えてしまう……。

そんな思考の癖をリセットして、
来年は、だ〜れもやっていないこと。
誰の足跡もついていない道を、
恐る恐る歩いてみたいなあと思うこのごろ。

それは大したことじゃなくていいんです。
誰かの真似じゃない今日を、
ワクワク楽しめればいいなあ〜。

それは、何歳になっても、トライできることなんじゃないかなと思っています。

さあ、残りあと2日。
私はお仕事がんばります!

 

みなさま、今日もいい1日を


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