いつも会わない人と会うということ

昨夜は、帰宅したのが12時半ころ。
今日は朝のウォーキング、おやすみにしようかなあと思ってベッドに入ったものの
体内時計がセットされているのか、
朝5時半にはぽっかり目が覚めました。

早起きがまったくできなかったあの頃の私に教えてあげたい!
歳をとれば、早起き得意になるよって!笑

昨日は、本屋B&Bでの、大平一枝さんとのイベント「私たちの失敗だらけの文章修行」に、
たくさんの方に参加いただき、本当にありがとうございました。

ライター同士で登壇する、というめったにない機会に
大平さんに声をかけていただき、とても幸せなひとときでした。

私は、登壇者のひとりであるにもかかわらず、
大平さんのお話を「へ〜〜!」と興味津々で聞かせていただきました。笑

マイクを握って話をして、
たくさんの方に声をかけていただいて、
ふわふわとした気持ちで帰り、バタンキュー。
それでも、朝起きて
冷たい空気の中を歩き、帰ってストレッチをして、
雑巾片手に拭き掃除をすると、気持ちがだんだん「ここ」に戻ってきます。

「習慣」って、外での刺激によって、
ジェットコースターのように心がアップダウンしても、
自分の土台に引き戻してくれる力もあるんだなあと実感しました。

昨夜の帰り道。幸せだったなあと思いながら……。

 

昨日の大平さんのお話で、「これ真似したい!」と思ったのが、
いつでも、どんなときでも、すぐに自分のやりたいことを、
それを叶えてくれそうな人に向けて投げることができる、球を3つ用意しておく、
というお話しでした。

大平さんは、パソコンの画面の上に「供養ファイル」というファイルを作っているそうで、
そこに思いついたけれど、まだ実現していないアイデアを
貯めているんだそう。

さらに、それを誰かに伝えるためには、
「一言で言える」状態にしておかなくてはいけない……。

私は、気になること、やりたいことがあっても、
常にふわふわとした、輪郭がない状態で持ち続けていることが多いので、
「一言か〜!!」
と目からウロコが落ちる思いでした。

文章を書くときにも、
最初の書き出しで心を掴むことが大事。
そして、人に伝えるときも、明確な一言で思いを言語化することが大事。

私は、もっと自分の思いを磨いてちゃんと形にしておかなくちゃなあと思ったのでした。

今年になって初めてお会いしたとは思えないほど、
話が弾む私たち。

終わった後は、近所のレストランでプチ打ち上げ。
またまたあれこれおしゃべりし、
深夜に帰路についたというわけです。

歳を重ねると、つい「いつもの自分」の枠組みの中に座っていたくなるけれど、
やっぱり外に出て、いろんな人と話してみると
普段は動かない心のパーツが動き出すなあと思いました。

関係者のみなさま、そして、会場まで足を運んでくださったみなさま、
オンラインで聞いてくださったみなさま、
ありがとうございました。

 

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今日もいい1日を。


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