自分の居場所で咲く

屋根に積もった雪が、どすん!と落ちるたびに、びっくりするここ2〜3日でした。
庭の端っこにはまだ残っているものの、
都内ではほぼ通常に戻りましたね。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

私は、原稿の出口がちょっと見えてきたところ。
昨日は、仕事で出かけた帰りに、吉祥寺の「hibi」さんで花を買って帰りました。

できるだけ、庭に咲く花を飾りたいなあと思っているのですが、
今年はまだクリスマスローズが1輪しか咲かず、
庭はまだ冬枯れ状態。

久しぶりに「hibi」さんに行ったら、
チューリップやミモザや木蓮と、店内はすっかり春でした!
花屋さんには、季節が一足先にやってきますよね〜。
ゆっくり眺めていたら、
植物の瑞々しさに、なんだか元気をもらったような気持ちになります。

我が家は古い家なので、砂壁や飴色の柱や襖には、あまり華やかな花が似合いません。
花屋さんに行ったときには、
端っこの方に隠れているような、地味〜な花を探します。

この日選んだのは、この時期ならではの球根の花たち。
ムスカリや、チューリップの原種などなど……。

この時期、ヒヤシンスの水栽培をしている方もきっと多いですよね。

透明なガラスの容器に、水をちょっとだけいれて、
球根も見せながら飾る……。
そんな方法を、ここ数年見かけるようになりました。

球根から栄養を吸い上げて、
ぐいぐい葉っぱを伸ばしたり、花が咲いていく様子って、
まさに命そのもの。

寒い冬が終わりかけるこの時期だからこそ、
そんな生命力がキラキラ輝く気がします。

hibiさんに、水は球根の半分まで、と教えていただいて、
ピッチャーに生けてみました。

玄関には、八重咲きのパンジーを。

ずっとこもって原稿に追いまくられていた我が家にも、
やっと春がきた気分です。

 

昨日、寝る前に、辻仁成さんのインスタからこんな文章が流れてきました。
この方は、どうしてこんなにも弱い人の心がわかるのでしょう?
ご自身が傷ついた経験を持っていらっしゃるからなのかな?
私も、誰かが、心が弱っているときに、
読めば元気になるような文章を書きたいなあと思いました。

 

「縁がなかったと諦めてみる。
どこかにここより自分にとって生きやすい居場所があるはず。
後悔し続けたり、我慢す続けるより
方向性を変えてみた方が良い時もある。
自分の人生を他人がとやかく言うのはおかしい。
万人に自分を大切にする権利がある。
自分を大切にしましょう。
嫌ならやめても大丈夫。
道は無限にある」。

@TsujiHitonari

 

花もきっと、自分にとって必要な水と養分がある場所で力強く咲くのでしょうね。
いちばんきれいに花咲ける場所を探したいなあと思います。

みなさま、今日もいい1日を!

 

本日9時ころから、
おへそラジオでもお馴染みの木村愛ちゃんと2人で
「暮らしのおへそ vol,37」発売記念のインスタライブを
いたします。

@ichidanoriko2024

@kurashi_to_oshare

 

よかったらみて見てくださいね〜!

 

 

 


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