いよいよ、本日1月30日「暮らしのおへそ vol,37」が発売です〜！
毎回、発売の日はソワソワ……。
みなさんにお手にとっていただけるだろうか？
あのおへそ、このおへそが、読んでくださる方の暮らしをちょっと変えてくれるだろうか？
新しい「おへそ」を知って、誰かの1日が、明るくなるだろうか？って。
さて。
昨日は1章をご紹介しました。
続いて2章は「お出かけのおへそ」です。
これは、どこに出かけてどんな風に楽しんでいるか、
ということより、
普段から「ここに出かけよう」と、出かけ先をどうストックし、
どんな風に計画をし、
「おでかけ」が、いつもの生活にとって、どんな風に大切なのかを
いろんな人に聞いてみたい、と思ったのでした。
料理家の山脇りこさんは、
「50歳からのごきげんひとり旅」（大和文庫）が、10万部を超える
大ベストセラーになった方。
ひとり旅が大好きなのに、
こわがりで、ビビりんぼうで、慎重派なのだとか。
それでも、旅に出るのは、
「私とふたりで会話をするため」。
ひとりでないと見えないもの、聞こえない音を聞くため……。
「それでもひとり旅に出かけるのは
心細さのなかで自分の小ささを知り、
本当の自分と会話できると思うから」
と山脇さん。
取材でお話を聞いたあと、モーレツに旅に出たくなりました。
めちゃくちゃ面白かったのは、文筆家の甲斐みのりさんの取材。
レトロ喫茶や、かわいい洋菓子屋さん、パン屋さんなど、
甲斐さんの「おでかけリスト」の豊富なことといったら！
どうやって行き先を決めるのですか？
と聞くと、見せてくれたのがスマホのGoogleマップでした。
うわ〜〜！
赤いハートのマークがいっぱい！
雑誌を見たり、誰かの話を聞いて「そこ、行ってみたい！」と思ったら
Googleマップに印をつけて保存しておくのだとか。
そして、「今日は〇〇に行く」と予定が決まったら、
その近辺で「寄り道」できるお店を探すというわけ……。
そこまで精力的に「目的地」を探すのは、
甲斐さんの学生時代の「何者になったらいいかわからない……」という苦い体験がつながっていました。
「知らないことが、まだまだある。
行っていない場所がまだまだある。
そう思えることが幸せ」
という、甲斐さんの物語をぜひ読んでみてください。
halの後藤由紀子さんの最近の旅は、夫婦で……。
子育てをしていた時期に、行きたくても行けなかった場所がたくさんある……。
今、そんなリストを手に夫婦ふたりでのんびり旅を。
このおふたりの写真、めちゃくちゃいいでしょ〜！笑
3章は「暮らしを軽くするおへそ」です。
掃除、洗濯、仕事に老後の心配……。
毎日には、やらなくてはいけないこと、考えなくてはいけないことがてんこもり。
だからこそ、不要な荷物を下ろして、ラクになってみてもいいのでは？
と、荷物を下ろした方に話を聞きました。
ライターの仁田さんは、都心から葉山に移住。
都内では、「夜はエンドレスに自分のもの」と無理して仕事を続けていたけれど、
今は、さっと寝て、さっと早起き。
「かつて、私って散漫だったと思うんです」と仁田さん。
ぎゅっと集中して仕事をするようになったら、
量を減らさず、時間を減らすことができるようになったのだとか。
「量を減らさず」
「時間を減らす」
って、とっても魅力的な選択ですよね〜。
退職を機に、ライフオーガナイズを学び、セミナーやコンサルティングを送っているかみてさん。
リタイアすることを見越して、
千葉の2LDK 88平米から、
東京、築地の1LDK 45平米のマンションに引っ越されました。
2分の1にダウンサイジングしたことで、
何が大事かと向き合えたそう。
その暮らしぶりを取材させていただきました。
おへそはじまって以来、初めて、漫画を描いていただきました。
漫画家のわたなべぽんさんは、「やめてみた」シリーズなど、
リアルな暮らしの実感を描くエッセイ漫画が人気です。
よりよい自分にならなくても、
ダメなところを直さなくても
自分を好きでいられればいいなあ〜
というぽんさんのつぶやきに、共感することがいっぱいでした。
長谷川栞さんは、実はライター塾の生徒さん。
ライターズマルシェでも、連載をしていただきました。
「陶ノ鳥ひよこや」の屋号で陶土の鳥を作っていらっしゃいます。
子育てをしながら、自分の作品づくりを。
そんな中で、料理がどうしても苦手で、
子供たちと公園に行くのがつらい……。
そんな正直な気持ちを語ってくれました。
つらいなら、苦手なら、
無理して克服しないで、
脇道を見つければいい……。
ありのままの自分ときちんと向き合う長谷川さんの、思考のプロセスを取材させていただきました。
今回も盛りだくさん！
ぜひ、じっくりゆっくり読んでいただけたら嬉しいです。
みなさんは、どの「おへそ」を真似してみたいですか？
今日もいい1日を！