車でお出かけ。日常の一歩外に出てみたら。

酷暑の中、草木もカラカラに乾いてつらそう……。
でも、土に根を張る植物って、強いんですね〜。
さわさわと風に揺れる欅の木は、今朝も元気でした。
そして、さっぱりと刈り込まれた遊歩道脇に、すくっと咲いた真っ白なムクゲ。
思わず、「おはよう!」と声をかけたくなります。

7月ももう終わり。
ず〜〜っとあっついですね〜。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

私の楽しみは、夕飯後にアイスを1本たべること。
宇治金時のバーを箱買いして冷蔵庫のストックしています。
これ、1本1本が小さめで、食後にちょこっと食べるのにちょうどいい。
昼間は、甘いものを極力食べないようにしているので、
食後の1本をだいじ〜に食べます。

さて。
先日車で、静岡まで打ち合わせに行ってまいりました。

2時間半で着く予定だったけれど、夏休みで混んでいるかもしれないからと、
3時間半前に出発。
早朝なのに、都内はもう混み始めていました。

普段、仕事に出かけるときにはほとんど電車なので、
車で走ると、「いつも」とはまったく違う視点になります。

最近家でずっと原稿を書いていたので、
書斎とキッチンと食卓と、ときどきスーパーという狭い世界の中でしか動いておらず、
久しぶりに、車で街を走ると
あ〜、そうだった〜!
世の中には、こんな風景もあるんだった〜!
ということを思い出し、
閉じた自分がパッカンと音を立てて割れるような爽快な気分でした!

環七を通って東名高速へ。
横浜から海老名までが思っている以上に渋滞していて、
途中でコーヒーでも飲む予定だったのに、
まったく休まず3時間半ぎりぎりで目的地につきました。

帰りは、お腹が空いたので、SAのスタバへ。
仕事ではあるけれど、プチトリップをして、気持ちがよかったなあ〜。

今いる場所を離れる、って素晴らしい時間だよなあと改めて思った次第です。

出張で新幹線に乗って、東京駅を出発し、車窓から都内の街並みを眺めるとき。
吉祥寺からリムジンバスに向かって羽田に向かうとき、ちょっと高いバスの席から井の頭通りを眺めるとき。
もっと身近に言えば、井の頭線の窓から井の頭公園や、浜田山界隈の公園や住宅街を眺めるとき。

「流れる風景」って、自分自身の中に、いろんな変化を起こしてくれるなあと感じます。

ずっと止まっていると見えていなかった、「自分の姿」が見えてくるといいますか……。
電車に揺られながら、その電車に乗っている自分を、空の上から眺めているようなイメージです。

すると、「今日」と「明日」のことしか考えられなかったのに、
「そういえば、このサイト、ずっと更新していないコンテンツがあったよな」
とか
「そういえば、あの人にこのごろずっと連絡していなかったよな」
とか、
ひとまわり長いスパンで、自分の身の回りを見つめ、気づくことがでてくる……。

あ〜、あれもやらなくちゃいけないし、
これもできていないし……。
と煮詰まったときほど、
一旦「そこ」から離れて、電話やバスや車に乗って、
ちょっと出かけてみるのは、なかなか有効かもしれません。

一旦帰ってから、夕方にはテニスのレッスンへ。
ひと汗かいた帰り道、夕焼けがとてもきれいでした。
夏の夕暮れは本当に美しいですね。

今日も暑くなりそうですが、
みなさま、どうぞいい1日を!


一田憲子ブログ「日々のこと」一覧へ