未知なる世界。「スラムダンク」を見に行ってきた!

昨日はいいお天気でしたね〜。
みなさんは、どんな週末をお過ごしだったのでしょうか?
「日曜日は仕事をしない」という目標を掲げた今年……。
なのに、先週はどうしても……の仕事があって、やっぱりちょびっと仕事をしてしまいました。

今週こそ!と昨日は朝から書斎に入るのをぐっとがまん!

まずは、朝イチで映画へ。
周りの知り合いが「めちゃよかった!」と言っていて、
しかも、2回、3回とリピートして見に行っている様子を見て、
まったく知らない世界だったのですが、「THE FIRST SLAM DUNK」へ。

いや〜、私が漫画の映画を見に行くなんて〜!
もしかして、幼い頃をのぞいては、初めてだったかも?
前知識なし、で行ったのですが、
もう最初からぐぐぐいっと引き込まれてしまいました。

1990年から96年まで少年ジャンプで連載された、というバスケットボール漫画をアニメ化。
原作者の井上雄彦さんが、監督、脚本を手掛けられ
高校バスケ部を舞台に選手たちの成長を描き出した映画……。

ぐぐぐいっと引き込まれたのは、
実はストーリーではなく、その画面の美しさでした。
絵なのに、屋外のバスケットコートの砂のざらざら感だったり、
浜辺に押し寄せる波の泡だったり、
そしてなによりバスケットをする選手たちの筋肉だったり、
重心の低さだったり……。
それがすべてリアルに伝わってくる……。

うわ〜、この絵を作り上げるのに、
いったいどれぐらいの時間がかかり、どれぐらいの人が関わっているのだろう?
と考えると、胸が熱くなりました。

「漫画」というのは、私のまわりには今まで一切ない世界でした。
でも、「何かを伝える」ための表現方法って、
こんな方法もあったんだ……。
と改めて感動しました。

私は「文章を書く」という方法だけど、
世の中には、私が知らない方法がいっぱいある!
当たり前だけれど、そのことを「SLAM DUNK」の絵が、リアルに教えてくれた気がします。

世の中には、どこかでだれかが
絵を描いていたり、音楽を作っていたり、
あるいは、家族のためにご飯を作っていたり……。

その「どこかのだれか」を感じるために、
私たちは、映画を見たり、音楽を聴いたり、森を歩いたりするのかもしれないなあ。

帰ってから、久しぶりにパンケーキを焼いてお昼ご飯にしました。

午後はぐだぐだ、ゆるゆるしていただけ。
途中で、「ああ、あの仕事だけしておこうかなあ〜」と書斎の扉を開けそうになったけれど、
ぐっとがまん……。

「え〜っと、夕飯までなにしよう?」と考えながら、ぐだぐだ……。笑
そのまま夕暮れ時になると、
ぽこぽこと、いろんな考えが浮かんできました。
それを、いつものノートにメモ(こんなところがまじめすぎる……苦笑)

ずっと能率よく仕事をしよう、前倒しで片付けてしまおう、としていたけれど、
実は、こうして休む方が、
パンパンだった心に「すきま」が生まれて、
その「すきま」が新たな発想だったり、エネルギーを産んでくれるんだなあと実感しました。

さあ、1週間がんばろ〜!

みなさま、今日もいい1日を〜。


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