新刊が出ます!「明るい方へ舵を切る練習」。明るい方へって……。

おとといの土曜日は立春だったようですね〜。
まだまだ寒いけれど、空気が少し緩んできたのを感じます。
木蓮のつぼみはぷっくらと膨らみ、梅の花はいい香りで、
春の足音が聞こえてきそうですね〜。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

さて!
「暮らしのおへそ」が発売されたばかりですが、
2月11日(土)に新刊が出ます!

明るい方へ舵を切る練習」(大和書房)

この「外の音、内の香」で毎日綴っている「日々のこと」に加筆修正してまとめたものです。

今回、本にまとめるにあたって、過去の「日々のこと」を読み返しました。
私は記憶力が驚くほど弱くて、
1週間前のことも「えっ? そんなこと言ったっけ?」と忘れてしまうほど。
今回も、「えっ? こんなこと書いたっけ?」と自分で書いたことなのに、
「へ〜!」「ほ〜!」と読み込んでしまいました。笑

1年ってあっという間に過ぎるけれど、
そこには、私の日常がぎっしり詰まっていて、
おたおたしたり、イライラしたり、「それでも」と立ち直ったり……。
そんな自分の姿を愛おしいなあと思います。

「明るい方へ舵を切る練習」というタイトルは、
編集担当の八木さんが、
「一田さんって、ペシミストだって言いながら、
ここ最近は、前向きに、明るい方へ、明るい方へと歩いて行っていますよね〜」
と言ってくださったのがきっかけでした。

確かに、いつも最悪のことを考えて、クヨクヨばかりしてきた私ですが、
ここ1〜2年は、
「自分が本当に好きなことをやっていれば、きっとうまくいく」
だったり、
「同じ道を歩く時にも、光が当たる側を歩けばいいんじゃない?」
だったり。

少しずつひだまりを選んで歩けるようになってきた気がします。

こんな風に「明るい方」を選べるようになったのは、周りの人たちのおかげです。
このサイトで連載をしてくださっている、松山美由紀さんに教えてもらった
「幸せな方の椅子に座る」という素晴らしい力もそうだし、
いつも、笑顔で「だいじょうぶですよ〜!」と語ってくれる、平井かずみさんもそうだし、
一緒に「おへそラジオ」でおしゃべりしている、木村愛ちゃんも、ワクワクする方へ連れて行ってくれます。

周りにいる人が「こっちの方が楽しいよ〜」と手招きしてくれるおかげで、
私は、以前よりずっと「明るい道」がすぐ横にある、と信じることができるようになったなあと思います。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、日々の中で、
自分の考え方、思い方が変わっていく……。
そんな時間の流れも、この本の中に含まれているのかもしれません。

そのほかにも、
「水回りの敵はカルキだった」とか「アイブロウペンシルはこれじゃなくちゃ」
など、実用的なことまで、
私の本の中では、いちばんリアルな毎日が
そのまんま詰まっている1冊になります。

そして!
今回、改めて書籍化のために書き下ろしたのが、
「母、ふみこの暮らしのルール」というページ!
私が、時々このブログの中で、母の家事について書くと、
多くの人が「わあ、真似してみます〜」など、コメントをくださいます。

そこで、私が母に教わった家事のちょっとしたコツなどを
改めてまとめてみました。
最初にこんな風に書きました。

「私がまだ娘として実家に住んでいた頃(中略)母がどう部屋を整えているかなんて
まったく知りませんでした。毎日その姿を見ていたのに、です」

家事ってなんなのか?
暮らしをつくるってどういうことなのか?

母の姿が教えてくれたことを綴りました。

1月11日(土)発売。
amazonでは、予約が始まっています。
そして、amazonでは、期間限定のプレゼントがあります。

amazonで本を予約、購入いただいたら、大和書房のサイトにアクセスいただき、
注文番号を入れていただくと、
今回、このために作った書き下ろしエッセイ
「デジタルと私〜得意じゃないけど使うと便利〜」が
ダウンロードできるURLが送られてくる、というしくみです。

デジタルなんて、まったく疎い私が、
それでも……と仕事で使っているi padの使いこなし術や、
家計簿ソフト、音声メディアの楽しみ方など、
使いこなすまでのあたふたと、便利さを書きました。

もしよかったらお申し込みくださいね。

新しい本が出る前はいつもソワソワです……。
お手にとっていただけたら嬉しいです。

 

 

みなさま、今日もいい1日を〜!


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