楽観主義は意志である!

もう1月も終わりですね〜。
手のひらにのる小さな小さなカレンダーが届きました。
拙著「もっと早く言ってよ。」(扶桑社)の表紙の絵を描いてくださった
コーチはじめさんから。

かわいいでしょ〜。
絵と日付を書いた小さな紙が二つ折りになっていて、
その中央の穴に、針金を通して吊り下げるしくみ。
なるほど〜!とそのアイデアに、感動してしまいました。

どんなカレンダーを部屋にかけるか、って小さいけれど大きな問題!
このちっちゃなちっちゃなカレンダーを眺めていると、
心を込めて作ってくださったんだなあ〜としみじみ感じられて、
本当に大事にしなくちゃいけないものを思い出させてくれる気がします。

今年になって、夜寝る前にベッドに入ったら、
「その日あったいいことを思い出す」
ということをやっています。
以前から、「これ、やるといいですよ〜」と言われて、
1〜2日やってみては、忘れてやらなくなって……と続かなかったのですが、
今年はなんとか続いています。

それはたとえばこんな感じ。

昨日は大阪出張でした。
朝、タクシーに乗ったら、バイクと接触!
降りて、乗り換えて遅刻しそうになった。

「ゴン」とあたった程度で、体はなんともなくてよかった〜!

撮影がスムーズに終わった。

10年間続くチームでの撮影。いい仲間と先輩に出会えてほんと幸せ〜!

撮影後は打ち合わせ。

「これから」の仕事の予定が見えてきて、ワクワク〜!

帰りの新幹線の聞いていたポッドキャストが面白くて、メモをいっぱい取った。

いい言葉に出会えるって、本当に宝物だな!

帰ったら、夫がお鍋を作っていてくれた

おいしい! あったかい! ラッキー!

私は、スーパー悲観主義で、ものごとを悪い方へ悪い方へと考えるタチですが、
この寝る前の「いいこと探し」で、
眠りに落ちる頃には、
「あ〜、私ってシアワセ〜!」って、
多幸感に包まれるようになりました。

その時には当たり前すぎてスルーしていたものごとが、
よくよく思い返せば、すっごく幸せなことだったんだ!
と気がついて、自分にとっての「幸せ時間」を再定義している感じ。

本当に単純な作業なのですが、とても効果的!
もしよかったら、ぜひお試しを!

そうしたら、昨日もご紹介した佐渡島庸平さんの本「観察力の鍛え方」の中で
哲学者アランのこんな言葉が紹介されていました。

「悲観主義は気分だが、楽観主義は意志である」

むむ〜!
「いいことを」を積み上げるには「意志」の力が必要だったんだ!
私は、これまで「気分」に流されていたんだなあ〜。

同じことが起こっても、それを「幸せ」と感じて日々を過ごすためには、
自分で「そうしよ!」と意志を持つことが必要……。

なんだか、この言葉が、ベッドの中の1日の最後のひとときとリンクしたようで
ちょっと嬉しくなりました。

みなさま、今日もいい1日を〜!


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