魂が求める方へ進んだら、神様からのギフトがやってくる!

新年始まりの家仕事は、障子の張り替え。
実は、毎年必ず張り替えていたのに、去年はなぜかさぼってしまい、
張り替えないまま過ごしてしまいました。
なので、なんと2年ぶり!

我が家には8枚も障子戸があります。
一番大変なのは、古い障子紙をはがすこと。
スポンジに水をふくませて、トントンとたたき、しばらくおいてから
そっと剥がします。
それでも、どうしても糊が剥がれずに、桟に残ってしまったり……。
4時間ぐらいかかって、ひとりで張り替えました。

以前は集中して、ガ〜〜ッとやりきったのに、
疲れて途中で休んだり、終わった頃にはクタクタに。
やっぱり2歳も歳を重ねると、なにをやるにもしんどくなるものなのですね〜。

貼り終わった頃には夕方になり、バタバタと夕飯の支度に取り掛かりました。
それでも、翌朝起きて、光が差すと、そのすがすがしいこと!
部屋の空気までさらっぴんになった気がします。

昨日、車の中でJ-waveを聴いていたら、片岡鶴太郎さんがゲストでした。
私は、鶴太郎さんのことは、絵を描いていらっしゃったり、ヨガをやっていらっしゃる、
ぐらいで詳しいことは知らないのですが、
こんなことを話されていて、なるほど〜!と思いました。

タモリさんと出かけたときに、タモリさんのお知り合いに画家の方がいらっしゃると聴いて
すかさず「紹介してください!」とお願いしたそうです。
そして、絵を習いにいくようになったのだとか。

絵を始めたことで、人生ががらりと変わり始めた……。

「どんな時も、魂が求める方へすすめば、神様は必ずギフトをくださるんですよ」
という言葉に、深くうなづきました。

「うまくいくかな?」「どうせ続かないしな」
「これやったって、何かの役に立つわけじゃないしな」
いろんな言い訳をするのではなく、
「魂が」やりたいことをやってみる……。

思い返せば、昨年の私の目標は、「まっすぐつながる」でした。
自分の本当の気持ちと、日々の行動が、まっすぐつながるように……。

1年経ってしまったけれど、まだまだ「まっすぐつながって」いないなあと思います。

そもそも、魂が求めるものってなんなんだろう?
それが目の前にやってきたとき、私は気づくことができるだろうか?

まずは、そこからスタートだよなあと思います。
自分が本当にやりたいことって、案外自分でもわからないもの。
「田舎に住みたい」と思っても、
いざ住んでみたら、「やっぱり違った」と思うかもしれないし、
「書く仕事がしたい」と思っても、
いざ始めてみたら、「これじゃなかった」と思うかもしれない……。

私もライターを始めた頃、
「ライターの仕事って、書くだけじゃなんだ!」と驚いたことを覚えています。
取材先を探し、取材交渉をし、アポイントをとり……。
そのほとんどが「段取り」でした。
そして、一番最後に「書く」という作業がやってくる……。
そのぜんぶをひっくるめて、今の私は「楽しいなあ」と思えているので、
よかったかなと思います。
「書く」ために、土台を整える……。
しんどくて面倒臭い作業だけれど、
その書くことに出会うまでのプロセスの中に、学ぶことがたくさんありました。

そんなこんなは、やってみないとわかりませんでした。
つまりは、「やりたいこと」って、心の中に自然に浮かんでくるものではなく、
やってみて、感じて、発見しながら、「育てる」ものなんだよなあということがわかってきました。

だからこそ、一歩を踏み出さないと始まらない……。
その一歩を出すパワーとなるのが「魂が求めること」、つまり直感なのかなあ。
その直感を見逃さないために、
周りにある、無駄なものを削ぎ落とし、
本当の気持ちに気づく自分になって準備をしておくことが大事なのかもしれないなと思います。

もしかして、直感に気づけること自体が、神様からのギフトなのかもしれません。

みなさんの「魂が求めるもの」ってなんですか?

今日もいい1日を!


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