習慣は、自分でつくるもの

三連休、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
東京は、寒いけれど毎日いいお天気で、青空が広がっています。

先日、テニスの初打ちに行って参りました。
お正月を挟んだし、12月はバタバタしていたので、ほぼ1か月ぶり!
毎回車でコートまで出かけるのですが、助手席にラケットを置いて出発すると、
なんだかワクワクしてきました。

そして、改めて思ったのでした。
私がこうして、ハンドルを握ってテニスコートに向かっているのは、
私が決めたことなんだよなあ〜って。

4年ほど前に、仕事で知り合った心理カウンセラーの方に
「一田さんって、365日、24時間仕事のこと考えているよね。それって危険なこと。
もっと他に夢中になることを探したら?」と言われたのが、
テニスを始めたきっかけでした。

そこから、プライベートレッスンのコーチを紹介してもらい、
ラケットを買い、
ウェアと靴を買い……。

もし、決めなかったら、こんなに夢中になって通うこともないし、
昼間、いつもは仕事をしている時間に、抜け出すなんてこともなかったし、
自分が運動不足だった、ということにも気づかなかった……。

「よし!テニスやってみよう!」
と行動をおこしたことで、
私の暮らしは、大きく変わったのでした。

習慣をひとつ変えることって、人生を変えるなあ、としみじみ考えました。
これから、私はどんな新しい習慣を作っていくのでしょうか?

ちょうどそんなことを考えているとき、
日経ビジネスのウェブマガジンで面白そうな記事を見つけました。
天才ビル・ゲイツに学ぶ 読書を”血肉”にするための5つのルール」というもの。

1年間に50冊以上の本を読み、書評もたくさん書いている、というビルゲイツ氏の、
読書にまつわる「習慣」を紹介していました。
その中で、なるほど〜と思ったものをちょっとだけご紹介しますね。

まずひとつめは、紙の本を読む、ということ。
デジタル改革の旗手だったのに、電子書籍ではなく、紙の本を読む……。
その理由は、本の余白にメモを取るからなのだとか。
メモを取ると、普通に読むより2倍の時間がかかるけれど、
ただ誰かの書いた文章をインプットするのではなく、
自分の言葉に置き換えて思考し、理解し、メモとしてアウトプットする。
私は、永久保存版と思った本は、鉛筆を握りしめて、線をひきながら読みますが、
この「余白にメモ」も真似してみようかなあと思いました。

もうひとつは、「少なくても1時間、まとまった読書時間を作って集中する」ということ。
これは、読むだけでなく、「じっくり考える時間」にもなるそう。
むむ〜、なるほど〜。
私の読書といえば、出かけるときの電車の中か、お風呂のふたの上で、
そして、寝る前と、細切ればかり。
日中に、ちゃんと「読書の時間」を取ることはめったにありません。

でも、見たくもないテレビをぼ〜っと見ている時間はあるのです。
1時間は無理かもしれないけれど、
食後の15分とか30分とか、読書の時間を作ってもいいなあと考えています。

それから、もうひとつ。
「関心のあるテーマは複数の本を読む」。

今、このことに興味があるんだよなと思ったら、それに関連する本を
紐つけて読むということです。

最近、私は「病院」という場所についてあれこれ考えることがあったので、
それに関するものを読んでみようかなあと思っています。

今、悩んでいること、もやもやすることがあるとするなら、
それに関する本を読むって、とても有効なインプットだよなあと思います。
もやもやしているからこそ、読むといろいろな言葉がアンテナにひっかかって、
自分の内側にぐいぐいと入ってきます。

残り二つのルールも面白いので、興味がある方はぜひ記事を読んでみてください。

本の読み方ひとつでも、自分でルールを作ると、読書という行為が変わり、
インプットの深さが変わり、自分にとっての読書の価値が変わっていく……。

どんな小さな習慣も、「やる」か「やらないか」で、自分の時間が変わるんだよな〜と思うと、
なんだか不思議な気分になります。

みなさんは、最近手に入れられた習慣はありますか?

「暮らしのおへそラジオ vol16」が配信されています。
今回は、今月末に発売される「暮らしのおへそ vol35」の中から「ひとりのおへそ」
についてご紹介しています。
よかったら聞いてみてくださいね〜。

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みなさま、今日もいい1日を〜!

 

 


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