足元で落ち葉がカサコソ音をたてる季節になりました。
みなさま、いかがお過ごしですか？

半袖から長袖へ変わり、日によっては薄手のコートやブルゾンが必要になると、
あ〜、秋のおしゃれしたいなあ〜と思います。
私って、どんなシャツ持っていたっけ？
この時期から履くパンツってなにがあったっけ？
とクローゼットを見渡す日々です。

そこで、じゃじゃ〜ん！
「大人になったら着たい服2022-23秋服」本日発売です〜！
表紙は、45Rの井上保美さん。
かっこいいんだけれど、ちょっとかわいい。
中ページでは、そんな井上さんの「ずっと好きなもの」も紹介しています。

九州地方が大雨だった日、大分空港でレンタカーを借りて、
どしゃぶりの中訪ねたのは「アントワープ」というセレクトショップ。
オーナーの帆秋清美さんのかっこいいこと！
「無難なだけじゃなく、着たことがない色や柄を楽しまなくちゃ！」
とおっしゃいます。
この時、私は以前のブログでご紹介した「How to live」のピンクのバッグを買いました。

志賀朋子さんから70代と聞いて「え〜！」とびっくりしてしまいました。
只者じゃない、きっとファッション業界で働いていらしたんでは？
と思ったら、ずっと専業主婦だったそう。
子育てがやっと終わり、60歳から乗馬をはじめ、「コムデギャルソン」を着るようになったのは
70歳を過ぎてからだったそう。

おしゃれも生き方も、いっぱい刺激をいただきました。

「シュヴァル　プラス」というブランドを立ち上げたデザイナーの馬場わかなさん。
若い頃からフランスが大好きで、
「ワークウェアってね」とか「ボーダーは実はね」「このフリルとピンタックは」
と、洋服のルーツにめちゃくちゃ詳しい！
そんなお話を聞いてから、今に変換されたデザインをまとってみると
おしゃれというものの視点が、少し変わる気がしました。

若い頃フランスで暮らした時代のスクラップブックや、当時のマップ、メトロカードには
情熱と夢と不安がいっぱい詰まっているよう。

撮影が終わる頃には「今度の展示会ではシュヴァルプラス」の服を手に入れよう！
と決めていました（笑）

「パーマネントエイジ」林多佳子さんのページのテーマは「歳の差おそろい」。
70代の多佳子さんと、40代のお店のバイヤー桃井しのぶさんは、
着る服がほとんど同じなのだとか。
歳の差があっても、同じ服を着こなすことができる秘密ってなに？
そこに、「パーマネントエイジ」さんが目指す、エイジレスなおしゃれのポイントがあります。
ぜひ、いろいろな「歳の差おそろいコーディネート」を見てみてくださいね〜。

60歳を過ぎてから、ユーチューバーになり、ご自身の装いを発信しているというMimiさん。
ものを減らし、暮らしもお財布もひとまわり小さくしながらも、
おしゃれは楽しみたい！

そんなリアリティの宿る日々の着こなしは、参考になることばかりでした。

福岡で夫と共にアパレル会社「スタイルスペック」と営む浦田亜規子さん。
直営店の「アンビエンテ」は、私の大好きなお店のひとつです。
そんな浦田さんの人生のテーマは「Less is more」。
少ないものをより豊かに楽しむ、という意味です。

洋服屋さんなのに、本当に「少ない」でいいの？と不思議に思いながら
ご自宅を訪ねると……。

亜規子さんのクローゼットのこざっぱりしていることといったら！
これでオールシーズンなのだから、確かにものが少ない！

「洋服は少ないほうが、おしゃれになれる！」とおっしゃいます。
少ない方が、自分で組み合わせを工夫し、おしゃれを心から味わい楽しむことができるのだとか。
そんな亜規子さんの「Less is More」なおしゃれをぜひ誌面で見てみてくださいね〜。

 

吉村美保さんは、「阪急うめだ本店」での「大人になったら着たい服」のイベントで
出会った方。

さわやかで、ほどよくカジュアルで、「頑張っている」感じがしない……。
それが吉村さんのおしゃれなのです。

「特別じゃなくていい。普通で感じいいのがいい」とおっしゃる。
それでも、バランスの取り方や、ちょっとしたロールアップの分量、色の合わせ方などのセンスはさすが！

ちょっと真似してみたくなります。

そして！！
今号にはスペシャル企画が！
初めての試みで、期間限定の誌上通販を開催。
誌面でご紹介した商品を、本のQRコードからアクセスした
オンラインストアで購入していただくことができます。

「Daja」のカシミアのオフタートルから、
「パーマネントエイジ」のアルパカウールベスト
「シュヴァルプラス」のキルティングジャケット他、
いろんなアイテムが揃っているので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね〜。

その他にも、ここに書ききれない特集ページも！

「大人になったら着たい服　2022-23秋冬」
本日発売（地域によって、書店に並ぶのが少し遅れることもあります）
ぜひみなさま、お手にとってみてくださいね。