人間ドックに行ってきました。

毎日暑いけれど、朝ウォーキングのため家を出ると、涼やかな風がさ〜っと吹きます。
蝉の鳴く並木道を歩いていると、ああ、夏休みってこんな空気だったよなあ〜と思います。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

さて。
先日人間ドックに行ってきました。
以前行ったのは、コロナ前の2019年だったので3年ぶり。
本当はその時、大腸のポリープを切除したので、「1年後にもう一度見せてくださいね」と言われていたのですが、
1年後はコロナが猛威をふるい、病院に行くことさえ躊躇される状況だったので、
「ああ、まずいよなあ」と思いながら月日が経ってしまいました。

今回エイっと思い切り、申し込んだというわけです。
まずは前日、病院から届いた検査食を食べます。
朝は和風おかゆ、昼は中華おかゆ、夜はポタージュ、そのほかにクッキが2個。

幸いなことに、思っているよりまずくなかったのですが、
食べたいものが食べられない、という状態が本当につらい……。

朝のフルーツも食べられないし、
昼になって、大好きなパンも、いつも作っている野菜スープも、食後のコンポート&ヨーグルトも食べられない……。
夕方になると、ご飯を作らなくていいからラクなんだけれど、
「何を作ろうかな〜」と考えて、スーパーに買い物に行って、キッチンに立つ、
ということがない、というのが、こんなにも寂しいことなのかと改めて思いました。

夫とふたりで、ポタージュスープをすすりながら、
「毎日好きなご飯を食べられるって、幸せだったんだねえ〜」と語り合いました(笑)

お腹がすいてつらい、ということは全くなかったのですが、
「食」というものが、
私たちの生活の中で、いかに大きな楽しみになっているか、
「食べる」ということが、暮らしの軸になっているんだということを思い知りました。

以前は、普通の検査と大腸検診が別日だったのですが、今回は同じ日に。
病院に行って、午前中に普通の検査を終えた後、
2リットルの下剤を飲んで、大腸と胃の検査が始まります。

ここが一番つらくて、緊張するところ……。
幸いスムーズに終わってホッとしました。

朝8時に始まって、最後に先生のお話を聞いて、すべてが終わったのが15時頃。
朝から何にも食べていなかったので、お腹がぺこぺこでした。

刺激物以外は何を食べてもいいということだったので、
土用の丑の日が近かったこともあり、
夫とふたりで、うなぎを食べて帰りました。おいしかったなあ〜(笑)

病院に向かう電車の中で、考えました。
今はまだ何も起こっていないけれど、
もし、検査で何かが見つかったら、とたんに帰りの電車の中は、
別世界になるんだろうなあ〜って。

3年前に検査を受けたときにも思ったけれど、
私たちの体の細胞がひとつ異変を起こしただけで、
生活は一変するんだなあって……。

健康であるって、奇跡のようなことなんですね。

まだ検査の結果はすべて出ていないけれど、
すべてに感謝して、1日1日を大切にしたいなあと思ったのでした。

みなさんは、体のチェックされていますか?

感染者も増えて不安な日々。
みなさま、どうぞお気をつけてお過ごしくださいね。

今日もいい1日を!

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