北海道のアスパラを我が家の食卓へ!

1週間ぶりにウォーキングに出かけると、
ドクダミの小さな小さなつぼみが膨らんでいて、
紫陽花の花にも緑のつぼみがつき、
自然界では、次の季節の準備が刻々と進んでいることを感じます。

昨夜は、北海道で久保輝美さんにいただいた、路地もののアスパラと、
北海道が生産量日本一、と今回初めて知った百合根、
そして、有精卵の卵で、北海道nightの食卓を作りました!

いや〜、アスパラ、おいしかったなあ〜。
久保さんは「本当はもっとおいしいんです!」とおっしゃっていたけれど、
これでもスバラシクおいしい!

いただいたのが、土曜日だったので、アスパラの穂先が痛まないかしら……と心配だったのですが、
まったくそんなことはなく、
茹でると、ポリポリと歯応えがあって、
は〜、新鮮なアスパラって、こういう歯応えだったのね! と感動しました。
しかもあま〜い!

百合根はバラして蒸して。有精卵の卵って、黄身がレモンイエローなんですね〜!

塩と「オルチョサンニータ」のオリーブオイルとレモン、そして少しのパルメジャーノ
を振りかけて、いただきました。

さて……。
先日、大木春菜さんが、連載「『私はここにいる』って伝えたい! アウトプットのはじめ方」で
「発信することは自分を知ること」と書いてくださいました。

これを読んで、びっくりしたことがあります。
それは、ここの部分……。

書いている内容から自分を知ることができます。
でも、それだけなら「自分の日記」に書いただけでもいいですよね!
第三者に発信することで「自分を知る」とは、どういうことなのでしょう・・・。

私は、フィードバック(反応)に「自分を知る大ヒント」が隠れている!と感じています。

人って、自分で自分のことを知るのは難しいです。
他人の目から見て、どう映っているのかな?
どんな「得意」があるのかな?私ってどんな存在なんだろう。

これを知るには、自分以外の人からの視点が必要だと思うのです。

これって、発信することで「私は違うよ」と言われることをちゃんと覚悟している、ってこと。
「違い」の中から、春菜さんは「自分を知る大ヒント」を拾おうとしている、ってこと……。

私は極度な怖がりなので、人から「違う」と言われることが大嫌いでした……。
いつも「そうそう、そうなのよ!」と言ってほしい……。

でも、いつも「そうそう」と、誰とでも「同じ」ことで安心していたら
新しいことは発見できないんですよね……。

東京で、「アスパラおいしいよね〜」とずっと同じものを食べていたら
もっとおいしいアスパラがある、ってことを知ることができません。

出かけて行って、人と出会って、その人から受け取って、
初めて「新鮮なアスパラの味って、こういうものなんだ!」と気づく……。

そんなふうに、他者から受け取って初めて、「本当のこと」を知ることができるんだなあと
改めて思いました。

春菜さんの言う「発信」を、もう少し大きな目でとらえて、
「自分で動く」と捉えてみると、
違う場所へ行く、違う人と出会う、違う世界の話を聞く……
と、今の自分の周りとは「違う」世界の扉を開けてみることで、
知ることっていっぱいある……。

昨日は、「自宅は自分に戻る場所」
と書いたけれど、ず〜っと家にいたら、「戻る」という感覚は生まれないはず。

どこかへ出かけて行って、何かと出会い、そこで新たな刺激をもらい、
そして、家に持って帰って考える……。
それは、実際に出かけなくても、本の中や音楽、映画の中へ「出かける」でもいいかもしれません。

自分の心がいつも「新鮮」でいられる循環を、自分で作ることができたらいいなあと思います。

みなさんは、どうやって自分の中へ新しい風を送っていますか?

今日もどうぞいい1日を!

 


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