ピアスの穴を開け変えた!

1週間ほど、取材でバタバタしていてゆっくり執筆時間がとれないと
書斎に入って原稿に集中するまで時間がかかります。
毎日書いていると、すっと取り掛かることができるのに
自分でも、ああ意識が外側に向いているなあ、
心が散らかっているなあと感じます。

ぐっと自分の内側に入るという真逆のベクトルになるまで
1〜2日がかかるような気がします。

習慣ってすごいですね〜。

 

さて。
実は最近、ピアスの穴を開け変えました。
「コロナが終わったら」
と思っていたのですが、なかなかすっきり収束せず、
少し感染者数がおさまった昨年末に思い切って耳鼻科に行きました。

というのも、素敵なピアスだなあと思う人はみんな
耳たぶの際ぎりぎりに、ピアスをこぼれるようにされている!
ということに気づいたから。

初めてピアスを開けたのは30歳とかなり遅めです。
リコンしたのを機に、新しい自分になりたくて開けたのでした。
「耳のどこに開ける」なんて意識はまったくなくて、
耳鼻科のおじさんにお任せでした。
初めてしたのは小さなパールのピアス。
あの頃は、それで嬉しかったなあ〜。

そして、今度は耳鼻科で「なるべく際に開けてください!」
と言ったのですが、
「あまり端すぎると裂けることがあるので」
と言われてしまいました。

ガチャンと、ペンチみたいな器具で穴を開けると当時に
ピアスがはまり、3か月間ほどはずさずそのまま過ごすというしくみ。

ようやくこの3月で自分のピアスができるようになりました。

本当はもうちょっと下がよかったけれど、
それでも、以前と同じピアスをしていても
「それ、素敵ですね〜」と言ってもらえることが増えました。
ほんの数ミリですが、耳たぶからピアスが外側へこぼれることで
光を通してキラッと光り、美しく見えるよう。

まだ穴が完全に乾き切っていないのか
ピアスをはめるたびに痛い!
以前の穴だと目をつぶっていてもはめられるけれど、
毎朝鏡を見ながら、「あいててて」といいながらしています。

でも、たったこれだけのことですが、
なんだかワクワク嬉しくて、鏡を見てはにんまり。

顔まわりの小さな変化は気分に大きく作用するものですね〜。

おしゃれの達人は、アクセサリー使いがとても上手ですが、
私はどうもネックレスなどは首回りが気になって苦手です。
ピアスだと、一度はめてしまえば、気を使わなくていいのでラク。

暮らしの中の小さな変化は、新しい朝を迎える気持ちを変えてくれるような気がします。

みなさんは、最近ちょっと変えてみたこと、ありますか?

今日もいい1日を!


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