はいはい〜! 楽しそうな方へ行けるスケジュール帳を持つ。

東京は桜の花が満開です。
先週は出張やら、朝早くから出る取材やらでさぼっていたウォーキング。
週末に久しぶり再開したら、
たった1週間だったのに、足元に小さな花々がいっぱい!
大きな欅の木の足元に咲くすみれの可愛らしいこと!
朝から嬉しくなりました。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

さて。
先週、三重県関宿の「而今禾」さんにトークイベントに伺った話を書きましたが、
このお話は、平井さんが先に花の会をされることが決まり
「而今禾」オーナーの米田恭子さんが「そういえば、一田さんにも会いたい!」と思い出してくださり
「だったら誘ってみようか」と平井さんが声をかけてくれたのでした。
それが、2か月前ぐらいの話だったでしょうか……。
すぐに「行く、行く〜!」とお返事したワタクシ。

しかも、平井さんから「トークイベントが終わってから1泊して伊勢神宮とかを回りません?」と提案されて
これまた「行く、行く〜!」と即決したのでした。

これ、私にしたら珍しいことなのです。
なにしろ、ず〜〜っと仕事優先だったワタクシ。
取材が立て込んでいたり、取材が終われば原稿の締め切りがあったり……。
なかなか「えいやっ」と人の話にのれない……。

でも、最近では少しずつ仕事が詰め詰めではなくなってきて、
ゆとりが出てきていました。
スケジュール帳の空きを見たら行けそう!
そこで「行く、行く〜!」となったのでした。

トークイベントが終わってから
一度行ってみたいと思っていた、伊勢の「VISON 」に泊まり、
夜は、この「VISON」のプロデュースにも関わっていらした「くるみの木」の石村由起子さんも合流。
翌朝は、早起きして近くにある「瀧原宮」に行ったり、
その後は平井さんと米田さんに教えてもらったお団子屋さんを巡ったり、
伊勢神宮まで足を伸ばしたり。

たった2日間でしたが、たっぷり楽しんで帰ってきました。

そして思ったのでした。
あ〜、これからは、こんな風に誘われたらすぐに「行く、行く〜」って言える
スケジュールの中で暮らしたいな〜って。

この三重、伊勢に行く前の日は、ライター塾でした。
参加してくださった6人の中に、専業主婦の方がいらっしゃいました。

実家のお父様の体の具合が悪くなったとき、
飛行機に乗って、実家で半月を過ごし、自宅に戻って半月を過ごされたそう。
そんなお父様を看取って今、
働きたいなとも思うけれど、
「誰かが私を必要としてくれたとき、すぐに動けるよう余力を残しておきたくて」
と専業主婦を続けることにしたのだとか。

なるほどなあ〜と思いました。

誰かに誘われたときに動ける時間。
誰かに頼られた時に動ける時間。

自分の予定だけでスケジュール帳をいっぱいにするのではなく、
これからは、
「誰か」が入り込む「隙間」を持っておきたいなあと思ったのでした。

その先には何があるかわからない……。
でも、ちょっと行ってみようか。
そんな身軽さを手に入れるためには、
自分の予定の中にゆとりがなくちゃ。

楽しそうな方へ、心地よさそうな方へ、嬉しそうな方へ。
まだ見ぬ何かを受け取るために、
軽やかなスケジュール帳を作ってみたい、と思っています。

みなさんは、どんなスケジュール管理をされているのでしょうか?

今日もいい1日を。

 


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