新しいバッグで、おしゃれのバランスを学ぶ

冬に逆戻りして、セーターを引っ張り出したものの
ようやくまた暖かくなってきたようです。
今日は、またシャツで出かけようかなあと思っています。

みなさま、いかがお過ごしですか?

さて!
昨日「大人になったら着たい服」が発売になりました〜!
お手にとっていただけたでしょうか?

 

毎回、取材で出会った素敵な方が作られたもの、持っていらっしゃるものが欲しくなります。
先日バッグを買ったばかりなのに、
またまた出会っちゃったのが、一番上の斜めがけ用のバッグ。
ドゥミル」というブランドのものです。

横長で、エナメルの艶がおしゃれでしょう?
なのにストラップはカジュアル。
この「決めすぎない」バランスが、頑張りすぎないおしゃれにぴったりなのです!
仕事モードではない日に、ひょいと持って出かけたい。

私は斜めがけがどうも苦手なのですが、これは体にぴったりフィットしてくれるので、
楽しく一緒に出かけられるようになりました。
ポケットにはスマホを入れることもできます。

本誌には、このバッグをデザインされた丸山由美子さんにご登場いただきました。
「メルローズ」や「49AVジュンコシマダ」などを経てご自身のブランドを立ち上げらた方。
もう、この丸山さんがと〜〜ってもかっこいいのです。
着ていらっしゃる服はとてもシンプル。
Tシャツにデニム、というのがいつものスタイルです。

でも、ちょっと大きめのネックレスをプラスしたり、
黒のニットの下から白いTシャツをちらりと見せたり
靴下だけが赤だったり。
おしゃれは「何を着るか」ではなく、「バランス」なのだなあと改めて実感しました。

もうひとり、百貨店の販売員をされている酒井まさ美さんもとってもチャーミング。

チノパンに淡いサックスブルーの長袖Tシャツに真っ白なベスト。
そのさわやかなコーディネートは、いたって普通なのに
センスがきらりと光ります。

聞いてみれば、Tシャツは「ユニクロ」、ベストは「エディーバウアー」、チノパンは「無印良品」
なのだとか!

ブランドやお金に頼らず、自分のバランスでコーディネートする、
ということの大切さを教えていただきました。

もし、「大人になったら着たい服」を手に取っていただけたなら、
その方のおしゃれのセオリーを読み解くつもりで
読んでいただければなあと思います。

どうしてあの人は垢抜けて見えるのか……。
その理由を知れば、
その人と同じ服を手に入れなくても、
体型が違っても、
おしゃれのエッセンスを取り入れることができると思うので……。

私も斜めがけバッグをアクセサリー感覚で身につけて
いつもとはちょっと違うおしゃれを楽しみたいなあと思っています。

おしゃれって、「感覚」ではなく、頭を使って組み立てるもの、
と取材のたびに思います。

みなさんは、どんな春の装いで出かけられるでしょうか?

今日もいい1日を〜!


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