朝起きて、コーヒーを飲み、ご飯を食べ、仕事に出かけ、夜になったら帰って家族で食卓を囲む。
そんな当たり前の日常が、
こんなにも簡単になくなってしまうものなのか……
と胸がつぶれる思いでニュースを見る日々です。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
朝、ウォーキングに出ると、しんとした静けさ。
その静寂を、なんてありがたいのだろうと感じるようになりました。
ついこの前まで、真っ暗だったのに、今は家を出ると青の世界。
空も空気も闇から抜け出し、かすかに届く陽の光に
色を取り戻したようです。
以前は真っ暗で何も見えなかったけれど、植物の姿も見えてきました。
今は紅梅が満開なんですね〜。
さて!
沈みがちな気分を上げるために、
せめておいしくご飯を食べよう!と、昨日の我が家の夕食は餃子でした。
というのも、おいしい餃子の皮を買ってきたから!
先日原宿で打ち合わせがありました。
「お、原宿! だったらアレ、買って帰ろう!」
と、行く前からたくらんでおりました。
原宿、表参道界隈にいったら、必ず立ち寄るのが
表参道GYREという商業ビルの4階にある「eatrip soil」です。
料理家の野村友里さんが、セレクトされた全国のおいしいものがぎっしり!
「soil」とは「土」という意味だそうです。
生命はすべて土から生まれて土に還る。
そんな営みを大事にしたい、とつけられた名前なのだとか。
そこで、必ず買って帰るのが、上の包み。
これが、「鎌倉邦栄堂製麺」の餃子の皮なのです。
店主の関康さんはなんと家具職人でありながら、家業の製麺所を継いで二足のワラジを履いているんだとか。
(2019年の記事にそう書いてあるのを読みました)
会ってみたいなあ。
もう、この皮がね!
もっちもちでおいしいのですよ〜!
この皮を食べるために、餃子の餡を作るって感じ。
で、さっそく昨夜作りました。
我が家の餃子の餡は、「LIFE 2 」で紹介されている飯島奈美さんのレシピ。
キャベツとニラ、豚挽肉に、すり下ろした玉ねぎとにんにく、ネギと生姜のみじん切りを加えて
醤油、オイスターソース、酒、ごま油などで味つけます。
包んでいると、微妙に皮の厚みが1枚1枚違って、
そんなところもなんだか楽しい!
以前にここでも書きましたが、
鉄のフライパンで餃子をカリッと焼く練習を何度もして、
何度も失敗して、最近ではほぼ100%上手に焼けるようになりました!
コツは、最初に油を「えっそんなに?」って思うぐらい多めに入れて、
煙が立つぐらい熱してから、餃子を投入すること!
これを2人でペロリと食べちゃいました〜。
食材の力ってすごいですね〜!
うすっぺらい皮なのに、こんなにも幸せな気分にしてくれるなんて!
暖かい部屋で、
当たり前のいつもの夕食を、
「おいしいねえ〜」と言いながら食べることができることに心から感謝です。
みなさんは、お気に入りの食材ってありますか?
今日もいい1日を〜