ちいさなおへそがふたつ……。

今日から2月ですね〜。
少しずつ朝明るくなるのが早くなって、
風は冷たいけれど、春の訪れを感じます。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

私は、やっと「大人になったら着たい服」の取材をすべて終え、
これからしばらくは、書斎に籠っての「執筆Day」になります。
昨日、最後の1本の撮影を終えたとき、心底ほっとしました。
この状況の中、気をつけながら、換気をしたり、除菌をしたり……。
取材させていただく方々へ感謝の気持ちでいっぱいでした。

毎日が緊張の連続だったので、
昨日は自分へのご褒美に、ケーキを買って帰り、
帰り着くや否や、紅茶を入れていただきました!

ケーキは、大好きな「ユーハイム」の「フロッケンザーネトルテ」です。

さて……。
「暮らしのおへそ vol33」について、いろいろご紹介させていただいています。
まだ、書いていないことがたくさんあるのですが、
今日は、「ちいさなおへそ」について……。

前号から、すぐに真似できたり、手に入れることができる具体的な「ちいさなおへそ」を紹介する
ページを作っています。

今回の「ちいさなおへそ」はスキンケア。
実は、これ、私も愛用しているものです。

2年ほど前から、更年期障害からか、肌が荒れやすくなり、
今までの化粧品を使うとポツポツができるようになりました。
それで、あれこれ試した結果、
この「tao」の基礎化粧の2本に出会いました。

左がクレンジング。右がローション。
使っているのは、この2本だけです。
クレンジングで顔を洗い、終わったら、ローションをプシュプシュと顔に吹きかけるだけで終了です。

え? これだけで大丈夫?
と最初思いましたが、「余計なことをしない」
というのが、実はとても大切だと知りました。

実はこれ、2つセットで使って初めて効果があります。
まず、肌に必要なものまで落としすぎないで、汚れだけを洗い流します。
だから、あれこれベタベタ塗らなくていい。
ローションは、さらっとしているので、「へ? これで保湿できる?」と最初は思うのですが、
肌の深いところまで入り込んで、肌本来の力を引き出してくれます。

つまり、この2つで
肌が自然に再生するサイクルをきちんと作るということ。
「おへそ」のページには「大事なのは、ふわふわの腐葉土みたいな肌にすること」と書きました。

去年ぐらいから、取材を受けると「イチダさん、お肌きれいですね〜」
と言われることが増えて、自分でもびっくりしています。
「な〜んにもしてないんですよ」
とポリポリ頭をかきますが、
この2本のおかげ。

使ってすぐに「しっとり〜!」と思うわけではありません。
効果が出るまでに、時間がかかるかも。
でも、それは自分の肌が変わってきている証拠なんだと思います。

そして、なにしろ毎日のスキンケアがラク!
シュシュっと顔に向かってスプレーするだけですから。
(掌に出すドロップタイプもあります。誌面ではそちらを紹介しています)

もしよかったら、「tao」のホームページでチェックしてみてくださいね〜。
今なら、初回に限り10%オフだそうですよ〜。
クーポン名「ブログ」、クーポンコード「85739」を入力ください、とのことです。

 

もうひとつの「ちいさなおへそ」が、「小森縫製」の日常の大人服です。
代表の小森真寿美さんが作る服は、とても機能的。

歳を重ねて、だんだん体型が崩れてくると
この「服の機能」というものが、とても大事なのだと、今回初めて知りました。

背が小さくても、
バストの位置が下がってきても、
おなかまわりが気になっても、
おしゃれを諦めなくていい!

「私はもうおしゃれなんて無理って諦めている人が多いんです。
そんな方に、大丈夫よ!と言ってあげたくて」と小森さん。

バサっと羽織るだけでサマになるジャケットは、
襟から胸へのラインを、普通の服より少し変えているそうです。
パリッとするけれど、着ていてラクな素材を選んだり、
袖の付け方を工夫したり。

つまり、その人が美しく見えるように「服が働く」しかけが施されているというわけ。

ひとつひとつの服に、どんな「しかけ」が施されているのか。
小森さんが作り上げた「日々」というブランドのホームページに詳しく綴られています。
ぜひこちらも読んでみてくださいね。

私は、個人的にこの「すぐ真似できる」ページが気に入っています。
「ちいさなおへそ」を暮らしに取り入れてみたら、
何かが変わる。
その変化に耳を澄ませて、自分の今までの体験とつなぎ合わせ
毎日を更新していく……。
だから「おへそづくり」って楽しいんですよね。

みなさんは、どんな「おへそ」を取り入れますか?

今日もいい1日を〜。

 


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