嫉妬するのは、当たり前! 自分の感情との付き合い方。

 

 

どこからかいい香りがして、辺りを見渡したら、梅の花が咲いていました。
木蓮のつぼみもぷっくり膨らんで、
風はまだまだ冷たいけれど、春が少し先まで近づいてきているんだなあと思うこのごろです。

この寒風の中に咲く花が、私は大好きです。
梅、木蓮、水仙、沈丁花……。
派手ではないけれど、ひっそりと、きりっと咲く……。
そんな姿を見ていると、なんだか背筋が伸びます。
先日、小さな日本水仙の鉢植えを見つけて、買って帰り、庭におろしました。
これから一輪ずつ咲いてくれるかなあと楽しみにしています。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

私は「暮らしのおへそ」を校了し、
感染対策に気をつけながら、
次の「大人になったら着たい服」の取材をぼちぼち始めているところです。
昨日は湘南新宿ライナーで鎌倉へ。
電車から見える冬の街と青空がきれいでした。

さて、この「日々のこと」になんどか書きましたが、
私は勝間和代さんのサポートメールを購読しています。
先日そのメールの一文にすごくハッとしたので、少しだけお裾分けです。

1週間1テーマのメールが送られてくるのですが、
先週は「感情のコントロール」がテーマでした。
その中で、この一文に目が釘付けに……。

「嫉妬心は、自分が集団の中で生きている証であり、
向上心がある証拠だと思って好ましく思うくらいでいい」

 

なんと!
私は、「同じように頑張っているのに、どうしてあの人だけ評価されるの?」
と小さな嫉妬心を自分の心に見つけるたびに、「あ〜、なんて私は心が狭いんだろう……」と
落ち込んでおりました。

でも、「嫉妬するなんて当たり前!」と勝間さんはおっしゃる……。

大事なのは、「嫉妬心を消そう!」と思うのではなく、
自分の中に「嫉妬心」を見つけたとき、
どう心のスイッチを切り替えるか。

勝間さんは
「この人は、どうしてそんなことを達成できたのだろう?
ぜひ、その違いを学んでみたい」と考えるようにしたのだとか。

 

そうか!
感情って、沸き起こって当たり前で、
私たちは、それとどう付き合うか、どう変換するかが大事なんだ。
そのことを教えていただきました。

「悲しさ」は、何かが欠落することで起こるから、
欠けていることに悲しまず、満たされていることを味わおう、と考えたり、
「くやしさ」は、誰かより上に立とうとする自分に気づき、謙虚になるきっかけと考えたり、
「怖さ」は、注意を払って進むための光と思う…….

悲しい、悔しい、怖い……
いろいろな感情は、自然に沸き起こってくるもので、
それをなくすことはできない……。
だから、
悲しんだっていい、悔しくて地団駄踏んでいい、怖がっていい。
そう知っていれば、少し気が楽になる気がします。
そして、人間はその感情をマネジメントできる知恵を持っている。
少しずつ、その自分をあやつるマネジメントができるよう、練習したいなあと思います。

 

みなさんは、自分の感情とどうつきあっていらっしゃるでしょうか?

今日もいい1日を〜!


一田憲子ブログ「日々のこと」一覧へ