自分の内側にはないものをいただく、贈り物ってすばらしい!

年末って、届く荷物がぐんと増える気がします。
新年のことを考えて、タオルや下着を新しく通販で購入したり、
いろんな方から嬉しい贈り物が届いたり……。

上の写真は、このサイトで「大谷桃子の母から娘へ、受け継ぐレシピ」の連載をお願いしている
大谷桃子さんから届いたもの。
桃子さんの荷物、いつもあけると「わ〜!」と声がでるほど美しいんです。
今回も!
上にのせてあるのは、大谷家の庭でとれたというローリエの葉。
そして開けると……。

大谷家のおと〜さん、哲也さんが作ってくれたハムとベーコン!
ひゃ〜、立派!
私がベーコンを自宅で作るようになったのは、このてっちゃんに教えてもらったからでした。
私のが、オーブンで焼いて、スモークチップで香りをつける
「なんちゃってベーコン」なのに対して、
こちらは、いちじくのチップで薫製したという「本物」です!

さっそく晩ご飯にいただきました。
余計なものがな〜んにも入っていない、っていう味、
シンプルでおいしいんだよな〜。

ここ2〜3か月、バタバタしていてベーコンを作る余裕もなく、
スーパーで買っていたので、とっても嬉しいです。

 

さて!
もうひとつ、同じくこのサイトで「『私はここにいる!』って伝えたい! アウトプットのはじめ方
の連載をお願いしている、生活編集室の大木春菜さんから届いたのがこちら!

春菜さんが作っていらっしゃる「みずごころ」という小冊子です。
企画から、取材、執筆まで、ぜ〜んぶひとりで手掛けられている1冊。

春菜さんが「知りたい」と思っているピュアな気持ちを
ぜ〜んぶ注ぎ込んで作った本なので、
なんせ、熱量がすごい!
読むと、その気持ちが、ビシバシと伝わってきます。

今回のテーマは「時間」。
時間管理が何より苦手で、「私はいつも『ギリギリアウト』な人間です」
という春菜さんの一文を読んで、
思わずププっと笑ってしまいました。

そんな春菜さんが、締め切りとか、待ち合わせにいつも「間に合わない」のはどうしてだろう?
そもそも「間に合う人」ってどんな人だろう?
と考えた、その思考のプロセスが綴られています。
このプロセスが、いちいち「そうそう、そう思うことあるよね〜」っていうことばかり。
春菜さんはどうして「遅れても平気」な人になったのか?
さらに、服部みれいさんの本から
「本質的にうつくしい自分でいると、不思議とあらゆることに『間に合う』ようになり
運が良くなり、しあわせになるようです」という一文を引用されています。

そして、2人の方に時間について取材されています。

 

その中で、イラストレーターのちえさんが語っていらっしゃる言葉が、
ずど〜んと入ってきました。

「苦しいことは、頑張って自分でやらない方がよくって、
そういうのは、お断りして他の人がやった方がいい。
私は、自分の人生をよくすることよりも、
世の中にいいものを生み出したいっていう気持ちが大きいみたい。
然るべき人が然るべき仕事をするようになっているから、
自分がちゃんと選ぶことが大切」

なんということだ!
世の中は、然るべき人が、然るべき仕事をするようになっている……。
だから、私がしなくてもいい……。

なんて大きな世界を持った人なんでしょう!

人はみな、自分の役割があって、それだけをすればいい。
ただ、「それ」を見つけるのが難しい……。
でも、ちえさんみたいに
「自分の人生をよくすることよりも、世の中にいいものを生み出したい」
という、ひとまわり大きな視点を持つことで、
それが見つかるのかもしれないなあと思いました。

そのほかにもこの「みずごころ」には、
心に染み入る言葉がいっぱいです。
春菜さんのサイトで販売されています。
よかったらぜひ、読んでみてくださいね。
去年もご紹介した、日めくりカレンダーも販売されています!

自分の内側にはないものをいただく贈り物って、嬉しいなあ〜。
私も、誰かにそんな贈り物をしたいなあと思ったここ数日でした。

みなさんは、クリスマスに、新年に、
何か贈り物はされますか?

 

 

今日もいい1日を!


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