きゅうりと椎茸のカレーにハマっています!

 

朝のウォーキングに出かけると、萩の花が咲き始め、
青い柿の実がぷっくりと大きくなってきました。
夏の終わりは、季節の足音がより大きく聞こえてくるようです。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

さて……。
私は一度気にいると、同じものを食べ続けるという習性があります。
最近、1週間に1度は作って食べているのが………。

きゅうりと椎茸のカレーです!

これは、今回の「おへそ」の取材で、「新しい日常料理、ふじわら」の
藤原奈緒さんに教えていただいたもの。

「ふじわら」さんといえば、おいしい瓶詰め!
使ったことがある、という方も多いのでは?
その中の「カレーのもと」を使って作るのがこのカレーです。

上の写真が撮影の時に、藤原さんが作って下さったもの。(撮影・有賀傑)
カレーに、ひじきのマリネが添えられています。
(このひじきのマリネもめちゃうま!!
藤原さんのお店で販売されているひじきを使わないとこのおいしさにならないのです)

夕方に撮ったので暗い写真でごめんなさい。
一番右が「カレーのもと」です。

最初、え〜っ? きゅうりと椎茸?
とびっくりしました。

藤原さんがテキパキと手早く作ってくださり、食べた時の衝撃と言ったら!
炒めて水分が抜けたきゅうりは、歯応えだけが残り美味しくて、
椎茸は、まるで肉のように食べ応えがあります。
何より、生姜が聞いたカレーの味がスペシャルに美味しい!
これは、きゅうりが嫌いな方もきっと食べられるはず。

どこかでご馳走になって「こりゃ、おいしい!」となると、
すぐにその日の夜に作ってみたくなるワタクシ。
さっそく作ってみました。

まずはきゅうり2本を切って炒めて……。
詳しい作り方は、「新しい日常料理 ふじわら」のホームページに掲載されているので
ぜひチェックしてみてください。


これは、藤原さんが作ってくださっている途中の写真です。(撮影・有賀傑)

そして、私が作ったのがコレ。

藤原さんは、カレーの横にカリッと焼いたチキンを添えてくださり、
それにパクチーレモンオイルをのせて食べるのも、おいしかったなあ〜。

瓶詰めさえあれば、パパッと15分ぐらいでとびきりおいしくできちゃう!
今では、我が家のパントリー代りの引き出しには、
必ずストックが入っています。
瓶詰めの力ってすごい!

そして、藤原さんが話してくださったことは、
いつもバタバタしている私の心にビンビンと響きました。

「仕事をしているときって、未来の心配をして準備したり、
過去を反省したりして、
『今』という時間にいることが少ないんですよね。
だから、『今』にいる練習をしているんです。
いつか、山の上からいい景色を眺めるために、
私はずっと登り続けてきたけれど、
幸せって『今、ここ」でしか感じられないもの。
下り道でも楽しくいられる自分でいないと、後悔するんじゃないかと思ったんですよね。
じゃあ、まず降りてみよう、と」。

私も「もっともっと!」と上を目指してばかりだったけれど、
ふと立ち止まって、
眼下に広がる景色を楽しみながら、下ってみたい……。
そう思ったのは、初めてのことかもしれません。

こう考えるようになった藤原さんの物語は、ぜひ「暮らしのおへそ vol,32」で
読んでみてください。

頑張りすぎないで、ラクしておいしく食べて、元気でいたいものです。

みなさま、今日もいい1日を!


一田憲子ブログ「日々のこと」一覧へ