買って、切って、焼いて、並べただけ。献立を考えるって面倒くさい!

なんだか、夏がどこかへ行ってしまい、秋がやってきたような東京の涼しさです。
みなさま、いかがお過ごしですか?

去年から外食をほとんどしなくなり、
ほぼ毎日夕飯を作る……という生活になりました。
以前は1週間に1〜2回ぐらいは、どこかへ食べに行っていたのになあ。

そんな昨今、みなさん、献立はどうやって決めていらっしゃるでしょうか?
「今日は何にしようかなあ〜」と考えるのって、面倒くさいですよね〜。

毎日毎日ご飯を作るようになって、
私は以前より、めちゃ手を抜くようになりました。
手を抜くというより、「気を抜く」といった方がいいかもしれません。
つまり、「頑張って」作らなくなった……。
「ま、いいやん、これで」といった具合です。

たとえば、昨日はこんな感じ。

たまたま東急フードショーに手土産のお菓子を買いに行った日。
「あっ!」といいものを発見しました。
それが上の写真。
京粕漬けの専門店「魚久」のサービス品であります!
いい粕漬けのお魚って高いですよね〜。
でも、これは、小サイズの切り身が4つ入って1200円ほど。
めちゃお買い得なのです。
いつも夕方には売り切れているので、めったに手に入りません。
たまたま昼間に通りかかったので、「お!」とゲットしておきました。
今日はこれをメインに、和食にするぞ!と決まったというわけです。

さらに、頂き物の水なすのお漬物がありました。
これ、私だ〜い好き!
粕漬けの魚にこれがあれば、白いご飯とお味噌汁で
めちゃ贅沢やん!(笑)

もうちょっとサービスして、胡麻豆腐もつけときましょか!

と、ここまでは買ったまんまのものばかり!
ラクチンです。
でも、寒くて暖かいものも欲しいよなあと肉じゃがだけを作ることにしました。

こうして、我が家の昨夜のご飯は
粕漬けの魚
(ちなみに、みなさま、粕漬けや味噌漬けの魚はどうやって焼きますか?
私は、本当は網焼きにするとおいしいんだけど、すぐ焦げ付いてしまうので、
フライパンにクッキングシートを敷いて焼いています)
水茄子のお漬物
胡麻豆腐
肉じゃが
ご飯、
しじみの味噌汁

ということになりました〜!
肉じゃが作って、お魚を焼いただけなので、30分もかからず完成です。

この他にも、チキンをフライパンで焼き、スライストマトだけとか、
干物とレンコンのきんぴらだけとか、
品数がぐんと少なくなり、
まさに「気を抜いて」作っています。
途中で、「あ、これもつけときましょか?」
って、冷蔵庫の中のきゅうりを塩麹とごま油であえたりと、
小さなおかずをプラスすることも。
でも、あくまで「ついで」なので疲れないのです。
それでも、十分おいしい!

私って以前は頑張って作っていたんだなあ〜。
それで疲れちゃって、イライラしていたんだよなあ。
「ラクして」とか「肩の力を抜いて」っていうけれど、
どう「ラクする」のか? どう「力を抜く」のか?は
やってみないとわかりません。
あれ?こんなんでいいのかな?とちょっと不安になりながら、
「ま、いいやん」と食卓に並べてみたら、
「これで、十分やん!」と満足する。
その経験の積み重ねが、力の抜き加減を教えてくれるような気がします。

人生後半、献立だけでなく、もっといろいろ場面で
「これで、十分やん!」を体験してみたいなあと思っています。

みなさんは、どうやって力を抜いていらっしゃるのでしょうか?

今日もいい1日を!

 

 


一田憲子ブログ「日々のこと」一覧へ