シャトルシェフを買ってみた!

日の出がぐんと早くなってきましたね。
朝、真っ暗な中お風呂に入っていたのに、
今では、窓の外がうっすらと明るくなるようになりました。
世の中、いろいろ不安なことはあるけれど、
時の流れは着実に前へと進んでいるようです。
きっとこの先には、明るい光が見えてくるはず!

さて!
じゃじゃじゃ〜ん!
「サーモス」の「シャトルシェフ」を買いました。
取材でいろいろな方のお宅に行くたびに「便利ですよ〜」と聞いていたのに
なぜか買う気になれず……。
そんな中で、先日Emiさんのお宅に行って、使っていらっしゃる様子を伺っていると
突然カチリ!とスイッチが入ったのでした。

内鍋があって、材料を入れて火にかけてから、
本体にセットしておけば、真空断熱構造によって、
熱エネルギーが閉じ込められ、魔法瓶に入れているような効果で
電源なしで、調理ができるというもの……。

夕飯の際、できれば煮物が一品あればいいなあと思います。
大根の煮物とか、肉じゃがとか、里芋とか……。
でも、夕方6時ぐらいに帰ってきて、そこから煮物を作ると時間がかかる……。

でもコレがあれば、朝仕込んでおいて、夕方帰ってきてできあがっていたら、
そりゃー、いいじゃん!
と思ったというわけ。

さっそく肉じゃがを作ってみました。

玉ねぎと豚バラ肉と炒め(うちでは、牛肉ではなく豚肉を使います)
メークインを入れて、水を注ぐ。
これを煮立てて、いざ、セット!

こうして、取材に出かけたのでした。
「どうなってるかな〜、うちの肉じゃが!!」
とその日は、仕事をしている間も気になって、なんだかニンマリしてしまいました。

帰ってきて、いそいそとフタをあけてみると…….
できてる、できてる、肉じゃがちゃん!

ちゃんと柔らかくなって、
玉ねぎもしんなりなって、
出汁もおいしくなっておりました。

が………。
う〜ん、いつもの鍋で作る方がやっぱりおいしいかも……。
というのも、コトコトと鍋で煮ると、水分が適度に蒸発するのですが、
この鍋だとそれができない。
つまり、「つゆだく」の肉じゃがになるのです。
私は、どちらかといえば、水分がある程度飛んで、
煮汁が煮詰まって、ホロホロと煮崩れかけた……みたいな肉じゃがが好きなので……。

そっか、できあがったら、もう一度火にかけてちょっと煮詰めればいいんだ!
と食べ終わってから気づきました。

昨日は、ライター塾でした。
朝10時から始まって夕方17時ころまで。
間に1時間昼休憩があります。
いつもは、おやすみ時間になってから慌てていつものスープを作っていたのですが、
「こんなときこそ!」と思って
朝、シャトルシェフにスープを仕込みました。
玉ねぎ、冷凍していた白花豆、しめじ、キャベツを入れて水少々を加え火にかけます。
ここでセット!

昼になってから、再度温めて、味噌を溶き入れ、豆乳をいれて完成!
これはめちゃくちゃおいしくできました。
いい感じにキャベツがしんなりとなり、
野菜の甘味が出て……。

どうやら、こいつは、スープ料理の方がむいているよう……。

道具って、買ったあとからがスタートなんだなあと
改めて思いました。
自分の暮らしのどう役立てるか、
失敗しながら、試行錯誤して、使いこなしていく……。

できれば、いつもの夕飯づくりに役立てたいので、
もうちょっと「実験」を繰り返してみるつもりです。

里芋は、いつもは下茹でしてぬめりをとってから煮るけれど、
シャトルシェフだとどうやって作るのかなあ〜とか……。

上手にできるようになったら、またご報告しますね。

もし、使っていらっしゃる方がいらして、
「こうすればおいしくできますよ〜」という技があったら、ぜひ教えてください。

ではでは、
みなさま、今日もいい1日を!


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