おへその舞台裏 表紙撮影の裏側はこんな感じ!

少しずつ春の足音が聞こえてくるようになりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

私はこの1週間、取材と執筆と校正が重なって、バッタバタ。
朝早くからの撮影もあって、しばらく朝のストレッチ&筋トレとウォーキングを
さぼっておりました。
朝半身浴をしてすぐにパソコンの前に。
そうすると、仕事がはかどること!
6時から出かけるまでの8時までの2時間。
ぐぐっと集中すれば、昨夜「もう無理!」と書くのを諦めた原稿もサクサク書き上がります。

やっぱり朝の力ってすごい!
自分の意志ではなく、体のバイオリズムにしたがって、やりたいことをやる、
というのは無駄のない、とても効率的で、
しかも気持ちいいことだなあと思います。

さて!「暮らしのおへそ vol31」はお手にとっていただけたでしょうか?
上の写真は、スタイリストの城素穂さん。
おへその表紙のスタイリングをお願いしています。
で、何をしているかというと………。
そうです! 表紙用の目玉焼きを焼いてもらっているところ!

毎回、「おへそ」の取材が始まる前に、みんなで集まって会議をします。
その時に、次の表紙のモチーフを決めます。
それぞれが何がいいかを持ち寄って、
あ〜でもない、こ〜でもない、と話し合っていると、
不思議とひとつにまとまってくるのです。

目玉焼きの焼き方って人それぞれ。
家族が多い人は、大きなフライパンで3〜4個を一気に!
一人暮らしの人は小さなフライパンで焼いて、そのまま食卓に。
黄身が黄色いままがいいという人は、蓋をしないで焼き、
ちゃんと焼けた方がいいという人は、蓋をして……。そうすると黄身の部分がうっすらと白くなります。
サニーサイドアップという両面焼きが好きな方もいますよね。

おへそ(習慣)がそれぞれ違うように、それぞれの目玉焼きがある……。
そんなことを考えながら、今回の表紙のモチーフが決まったのでした。

どんなフライパンがいいか、城さんが集めてくださったのもあるし、
スタッフが持ち寄ったものも。
上に並べた3うの真ん中が、我が家の南部鉄器のミニフラインです。
残念ながら採用されませんでしたが(笑)

下に敷くクロスも、あれこれ用意してもらいました。

城さんが、ビッグサイズの卵を用意しておいてくれて、
焼いては撮り、焼いては撮り…….
カメラマンの日置さんは、そこにあるいちばん美しい光を見つけるプロで、
「今回はここ」と決めて、
アングルを決めたら、迷いなくシャッターを押します。
その判断の早いこと!
あっという間に撮影は終わります。

この一瞬のために、みんなで準備して、みんなで集まって1枚の表紙ができあがる……。
そんなプロセスを体験していることが、とても幸せだなあ〜と思っています。

こんな風に「おへそ」の舞台裏には、いろんな時間が詰まっています。
そこで!

 

今晩、そんな「おへその舞台裏」のあれこれを語るインスタライブ を開催します!
ページの端っこにある、あの写真の中には、こんな暮らしがつながっていたんだよ、とか
あの料理は、実はここがポイントだったんだよ、とか
あの取材の後、こんなこと真似してやってみたんだよ、とか。

本だけではお伝えしきれなかったことを、
一田自宅から、編集部の木村愛ちゃんと一緒にお届けします。

本日2月11 日(木)夜の8時から。
私のインスタアカウント(@noriichida)と
「暮らしとおしゃれの編集部」のアカウント(@kurashi_to_oshare)の両方で配信する予定です。

 

お時間あったらぜひ見てみてくださいね〜。


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