VIRONでのモーニングで、ぶっちゃけトークを

肌寒い雨の朝です。
日が暮れるのが早くなり、夜が明けるのが遅くなってきました。
ついこの前まであんなに暑かったのに……。

そんな中、早起きをして友人と「朝活」に!
渋谷東急本店の前にある「VIRON」でモーニングを。
年に数回夜ご飯を食べながらぶっちゃけトークをする彼女と、
「なかなかいけないから、せめて夜じゃなく、朝にしてちょっとだけ会おうか」
と約束したのでした。

検温と消毒をして人数をぐっと減らしているという店内へ。
かごにどっさり入ったパンは、どれも本当においしい!
好きなジャムをお皿にとってから、いただきます。

いや〜、弾丸のようにあれこれしゃべっていたら、
あっという間に2時間が経ってしまいました。

いつも、いろんな困難を抱えながらも、
それを涼しい笑顔で語ってくれる彼女の思いの強さに
改めて、大きな刺激をもらいました。

ふと、先日米津玄師さんが、インタビューで語っていたことを思い出しました。

 

「その人のことを知れば知るほど、自分というものの形も浮き彫りになっていく」

自分ひとりだけで、自分について考えるよりも、
誰かと話すことで、「へ〜、そんなふうに考えるんだ!」と驚き、
「だったら私は?」と振り返る……。
相手がいることで、気づかなかった自分の輪郭が、くっきり立ち上がってくることがあります。
それが、人と会って話をする、楽しさ、面白さなんだろうなあ。

改めて「誰かと話をする」ということの大切さが身に染みました。

パンをいっぱい食べたから、
お昼は野菜が食べたくなって、暖かいラタトゥユを作りました。
トマトは買ってきたら、常温で追熟させると、ぐんとおいしくなる、
というのは、料理家の細川亜衣ちゃんから教えてもらったこと。

ここ2〜3週間は、お昼のスープをラタトュユに変更していました。
スープだと、毎日作らないといけないけれど、
ラタトゥユはどっさり作って、ちょびちょび食べられるからラクチン!

友人の話を聞くだけでなく、私もいっぱいおしゃべりをして聞いてもらいました。
「あれ、私ってこんなことまだ気にしていたんだ」とか
「そうか、私はこう考えていたんだ」
って、話ながら「へ〜!」と思うこともたくさん。

「おへそ」でも取材させていただいた、北海道の植松電機社長、植松努さんは
こんな風に語っていらっしゃいました。

「若者も一番大事なのは、やってみたいことをどんどんしゃべることです。
なぜなら『やったことがある人』を探すためです」

自分で悩んでいること、わからないことをしゃべってみたら、
聞いてくれる人も、「ああ、私もそう思ったことがある」と話してくれます。
自分とは違う「そこから抜け出す工夫」や「それを忘れるための思考回路」などの話を
聞いているうちに、
1本の細い道が見えてきたりします。
話してみないと、そんな「接点」が捕まえられない。

「そうそう、そうなのよ」。
ぶっちゃけトークができて、しゃべって、聞いて、心満たされる……。
そんな気の合う友人がいてくれて幸せだなあと思った朝でした。

みなさんは、たまに会ってあれこれ話せる友達がいますか?

 

雨はまだ続くよう。
今日もいい1日を!


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