昨日の午前中、原稿を書いているとピロリ〜ンとLINEがきました。
見ると、フラワースタイリストの平井かずみさん。
「いちださ〜ん、今日おうちにいらっしゃいますか?」
とのこと。
きたきた!
こんなふうに時々、平井さんは不意打ちで連絡をくれるのです。
「今日、吉祥寺に行く用事があるので、会えませんか〜?」って。
このブログでも、かつてこうやって、弾丸で会いにきてくれたことを
何度か書いたかと思います。
私は取材に出ていることも多いし、締め切りに追われてアップアップしていることも多いのに
なぜか、平井さんが連絡をくれる日は、自宅にいて、
「ちょうど締め切りが昨日終わったんだよね!」というタイミングばかり。
ふっしぎ〜!
ということで、平井さんが我が家まで来てお花を生けてくれました!
紫陽花の大輪の花は、分解して水を貼った中に。
ブルーベリーの枝は、飾った台からはみ出すぐらい長く。
生けているところをライブで見せてもらうと、いろいろ勉強になります!
飾り終わった後は、ふたりで弾丸おしゃべり。
互いに会えなかった時間になにをしていたか、報告会をいたしました。
非常事態宣言中、平井さんは教室をおやすみされていたので、
「季節の香り、花の愉しみ、お届けします」というテーマで花を発送。
しかも、生け方の動画付き!
さらにイラストレーターの平澤まりこさんと一緒に
植物と絵を組み合わせて届ける「hirahira」を結成。
つい先日は、洋服やアクセサリーを作ったり、絵を描く
「INDUBITABLIY」のオンライン展示会を企画。
初めてのことにあれこれチャレンジされていました。
そんな時、平井さんはめちゃくちゃ「お願い上手」!
生け方の動画を撮るときにはこの人に。
オンライン展示会を開催するサイトを立ち上げるときにはあの人に。といった具合。
まわりを見渡して、できそうな人を見つけ、声をかけ、
ご自身は、やり方がさっぱりわからなくても(失礼! 笑)
ワイワイいいながら、ちゃんとクオリティの高いものを作り上げてしまいます。
すごいなあ〜。
手伝った人も、手伝ってもらった人もハッピーになる。
それが平井さんの「お願い上手」です。
それは、きっと平井さんご自身も、そして周りに集まる人も
「誰かの役に立てたら嬉しい」という人ばかりだから。
私なんてすぐ「そんなこと頼んだら悪いよなあ」とか
「いくらお支払いしなくちゃいけないのかしら?」とか
あれこれ下世話なことばかり考えてしまうけれど、
「これをやったら、きっとあの人喜んでくれるはず!」という
キラキラとした思いで動けば、
自然と同じ思いの人が集まってくるのだなあと
平井さんのパワーを見るたびに、我が身を反省します。
いろんなものごとは、もっと単純で、もっとピュアで、もっとダイレクトなのかも。
私も誰かのことに思いを馳せて「お願い上手」になりたい、と思いました。
みなさんは、どんなことを、誰にお願いしますか?
今日もいい1日を!