じゃじゃじゃ〜ん!
8月8日に新刊が出ます!
実はこの本、今から13年も前に出した「一田食堂」の復刻版です。
初めてこの家に引っ越してきた時、
それまでよりちょっと広い家が嬉しくて、いろんな人を招いて
ご飯を一緒に食べていました。
あちこちで見つけてきた器が集まって、
人も集まって、ワイワイご飯を食べる。
「いちださんちって、食堂みたいだね」と言われて、生まれた1冊です。
とても思い入れがある本だったので、
今回扶桑社さんから、新たに「復刊しませんか?」とお声をかけていただいた時、
とても嬉しかったのです。
でも……。
なんせ13年の前の本。大丈夫だろうか..?
と読み返してみたら、
やっていることは、昔も今もほとんど変わりませんでした。
だったら大丈夫かも、と準備をはじめてみたものの……。
大筋は変わらないんだけれど、
やっぱり細かいところは、あれこれ変わっている、ということがわかってきました。
使っている器も変わっているし、
何より、以前みたいに丁寧に作ってない!笑
あれこれ「今はそこまでやっていないよな」ということが出てきて、
結局ほとんどを作り直しました。
写真は夫に撮ってもらっていたので、
Stay home中に、コツコツと料理を作っては2人だけで撮影をしておりました。
この企画が始まったとき、
まさか家からまったく出れなくなるなんて、思ってもいませんでした。
非常事態宣言の中、
毎日行っていたスーパーにも、週1〜2回しかいかず、
外食もまったくせず、
家でご飯を食べる日々を過ごしました。
なのに、この面倒くさがりの私が、そんな状態がまったくイヤじゃなかった……。
今まで当たり前だったことが当たり前でなくなって、
いろんなことが不安な中、
「うちでごはんを食べる」ことは、とても確かなことでした。
とは言っても、毎日うちでごはんを作り続けることは大変です。
「一田食堂」から13年たって、
「そこまでやらなくてもいい」と割り切ったことや、
「ちょ〜簡単料理なんだけど、やっぱりいい感じの見た目にしたい」と思うことなど、
わたしが、家でご飯を食べるときにやっている
ちょっとした工夫をまとめました。
レシピ本ではないので、作り方はほんとちょびっとのっているだけです。
こうしたらおいしそうに見えるかもという小さなアイデアや、
いたって普通のおかずを、見た目だけよくするはったりネタなど
器選びから、盛り付けの工夫などを
写真とエッセイでご紹介しています。
8月8日発売。
amazonでは、予約が始まっているようです。
もしよかったら読んでみてくださいね。
今日もいい1日を!