DaiGoさんに教えてもらった、自分の心をバイヤスにとらわれずに読む方法

img_9426

少しずつ、日常が戻ってきました。
仕事があれこれ動き出し、ずっとのんびりしていたのに、「やることリスト」が増えてきます。

「やることリスト」って、
池に投げ込む石ころみたいだなあ、と最近思っています。
Stayhomeでずっと家にいて、時間の流れが緩やかになって……。

そんな日々に、「やること」というたった1個の石ころを投げ込んだだけで、
波紋がウワワワ〜ンと、私の暮らし全体に広がっていく……。
まだそんなに忙しくないはずなのに、
突然、心がざわざわしはじめて、
いつもはじっくりパソコンに向かって原稿を書いていたのに、
「早めに切り上げて、アレをやらなくちゃ」と思い始める。
すると、どんどん時間に追いかけられている気がしてくる。

あれ?
私って、たったこれだけで、こんなにアワアワするんだっけ?とびっくりしてしまいます。
今でさえ、こんな感じだから、
2個目、3個目の石ころが投げ込まれたら、
アワアワしまくり!になるのかな?

いやいや、ちょっと待って!
もともとは、たった1個の石ころじゃん。
ちょっとは落ち着こうよ。
自粛生活の経験から、そう自分に声をかけてあげたいな、と思うようになりました。

img_9427

先日、たまたまfacebook経由で見つけたメンタリストDaiGoさんのインタビュー記事を読みました。
1日必ず20分間の瞑想をされているのだとか。
それは、自分の心を「バイヤス」に惑わされずに読むため。
「バイヤス」とは「偏り」「かさ上げ」の要因となるもの、という意味です。

私たちの心は、常になにか外的要因によって、「バイヤス」がかけられています。
たとえば、「急いでアレをやらなくちゃ」というストレス。
「やらなくちゃ」と一旦思い始めると、1日すべてがそれに乗っ取られてしまいます。

そんな「バイヤス」を一旦ほどくのが、「瞑想」という時間なのだとか。
つまり、「やらなくちゃいけないこと」はあるけれど、
私の毎日には、「やらなくちゃいけないことをやる」以外の時間だってある、と気づく、
ということです。

私が自宅のこの書斎で、「これやならくちゃ」とイライラしている間にも
八ヶ岳の山の中には、新緑の木々が風に揺れている。
ということに思いを馳せるということ……。

なるほど〜!と思いました。
そこで、毎日のストレッチの最後にちょっと座って目をつぶってみることにしています。
日によって、10分だったり、5分だったり、2分だったりと、時間はさまざま。
旅で見たハワイの海や風を思い出してみたり、
井の頭公園の大きな木々に囲まれた小道を思い出してみたり。
そうやって、自分を一旦抜け出すだけで、ちょっと落ち着きます。

「なにもやることがない」という日々も幸せだったけれど、
「やらなくちゃいけないこと」があるという毎日もきっと幸せなはず。

さあ、今日もお仕事頑張ります!

 

みなさま、いい1日を。


一田憲子ブログ「日々のこと」一覧へ