東京は、朝からしとしと雨が降っています。
雨の音、軒先から落ちる雨粒が、水溜りに落ちるピチャピチャという音。
古い我が家では、その日の「お天気の音」がするのもいいところです。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
さて。
新著「もっと早く言ってよ 50代の私から20代の私に伝えたいこと」(扶桑社)を
「読みました〜!」というコメントをいただいて、
その度に、ワクワクと嬉しくなっています。
本ができたら、お世話になっている方や親しい友人にお送りするのですが
以前もここに書いた通り、いのいちばんに連絡をくれるのが、伊藤まさこさんです。
今回も、すぐにメールをくださいました。
こういう、ほかほかの気持ちって、嬉しいですよね〜。
こんなふうに書いてくださいました。
そうそう、本当に若い頃の自分に言ってやりたいと思うことってたくさんあるなぁ、
とうなづきながら読みました。
しかしながら、若い自分だったら、聞き入れなかったなぁとも思います。
そう考えると、歳を取るっていいことなのかな、と同時に、
「聞き入れられる人」でありたいなと思いました。
本当にその通り!
そして、「この年になってわかったこと」を教えてくれました。
最近は、おしゃれに関していうと、「どんな服を着るか」ではなくて
「どんな自分が着るか」ということなのだなぁということが分かりました。
そのためには、
肌が健やかであること
↓
食生活も健やかでいること
↓
睡眠をちゃんと取る
↓
よい眠りのためにベッドルームの環境を整えたり、
眠る前の自分の行動を(スマホを見ないとか)考える
というように、
どこかひとつ省いてもだめで、
とにかくコツコツやらないと・・・
ところが、若い頃はそんなことが考えられない。
若さゆえに乗り切っちゃうのですよねぇ・・・
歳を重ねるたびにきれいになっていかれるまーちゃんの秘密は、こんなところにあるんだ!
と深く納得。
私が最近「もっと早く言ってよ〜」と思ったことといえば…….
「北欧暮らしの道具店」さんのYoutubeチャンネルで、「うんともすんとも日和」というコンテンツを見ていたら、
「ロミユニ」のいがらしろみさんが出ていらっしゃいました。
この動画、最後に一言をノートに綴るシーンがあるのですが、
ろみさんの一言は「キラキラした気持ちが消えないように」でした。
大人になると、いろんなことを考えなくちゃいけなくなって、
いちばん大切な、ワクワク、キラキラ楽しむ気持ちがどこかへいっちゃう……。
そういえば! と思い出しました。
「暮らしのおへそ vol33」で取材をさせていただいた時、
ろみさんのおへそは10年計画表を書くことでした。
以前もこのサイトでご紹介したのですが……。
私は、この作業が実は苦手。
10年後のことなんてわからないし、老後のことを考えると暗くなるし……。
そんな時、ろみさんが教えてくれたのです。
「ワクワクすることだけ、書けばいいんですよ〜!」って。
動画を見て、久しぶりにこのことを思い出し、
ノートを引っ張り出しました。
できるかどうか、わからないけれど、キラキラすることだけを書く!
えっと〜。
自然が豊かなところに、平屋の家を建てて〜。
アトリエも作ってライター塾をそこでやって〜。
そう書きながら、そっか!とまた思い出しました。
私は未来を見る時、どうしても「ストッパー」をセットしていたんだなあって。
あまりにも「ストッパー」ばかりにフォーカスしすぎて、
キラキラする気持ちを、忘れていたなあって。
以前にも書いたけれど、もう一度「おわりに」に書いた一文をご紹介します。
「もっと早く言ってよ!」というつぶやきは決して残念な思いではなく、
「そっか、そいうことか!」という、人生を更新する際のお知らせワードなのだと思います。
みなさんが「もっと早く言ってよ!」と最近更新されたことはなんでしょう?
今日は少し気温が下がるのだとか。
みなさま、どうぞお気をつけて。今日もいい1日を!