音声メディアという新しいかたち

 

 

庭の桔梗の蕾が膨らんできました。
南天の白い花がたくさん咲いています。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

最近、「音声メディア」というものをよく利用するようになりました。
以前から度々ご紹介している、voicyでは、中川正子さん、ひうらさとるさん、
Emiさん、後藤由紀子さん、平澤まりこさんなど。

音声メディアのいいところは、なにかをしながら聞けること。
私は、毎朝ウォーキングから帰ってストレッチをした後に、
上の写真の骨伝導のイヤホンを装着!
洗濯、掃除をしながら、30分ほど聴いています。

今一番ハマっているのは、中川さんから教えてもらった
「超相対性理論」というポッドキャストの番組です。
私は、Spotifyで聴いていますが、グーグルポッドキャストだと、登録しないでもすぐに聞くことができるはず。

これは、歴史を面白く読み解く「コテンラジオ」で大ブレイクした深井龍之介さんと、
コンテクストデザイナーという肩書きで活躍される渡邊康太郎さん、
そして「グロービス経営大学」などを経て「学びデザイン」という会社を起業された荒井博行さんの3人で
いろいろなテーマを語り合うというもの。

それぞれの方の知識の幅がものすごく、
誰かの話を受けて、誰かが「こんな本にこんなことが書いてあったよ」と掘り下げ
さらにそれを受けて、「ビジネスでこんな話があるよ」「歴史の上ではこんなことがあったよ」
とあらゆる視点で、話題が展開していく様子が、本当に面白い!

3人が、それぞれガチで話し合っているので、
「あ、そうか!」とわかる瞬間があったり、
「でもさあ〜」とまたわからなくなったり、
「わあ、その説明すごいわ!」と互いにリスペクトしたり……。
そんな「何か」が立ち上がっていく様子を、リアルで聞くことができます。

 

先日、中川正子radioを聴いていたときのこと。
中川さんが子育ての話をしていらっしゃいました。

息子さんを育てるときに、なにより大事にしているのが「自己肯定感を育ててあげる」ことなのだとか。
だから、どんなことをしても全力で肯定する!
もちろん、悪いことをしたらそれはダメとおっしゃるそうですが、
とにかく、「あなたはすごい」「すばらしい!」と言い続ける。

中川さん自身もご両親からそう言われて育ったから
今、「自分がいいと思ったら、すべてはそれでOK」と考えることができるそう。

そっか〜、と思いました。
私は、親から「人から笑われないように」「人に尊敬されるように」と
常に「人の目」を気にした育てられ方をした気がします。
だから、そのものさしが、心の奥底に埋め込まれてしまった……。

まあ、親のせいにするわけではありませんが、
私は、自分にOKを出すことが本当に苦手です。

そんな中、中川さんのラジオを聴いて、あ、そうか!と思いました。

自己肯定感が育てば、
まったく同じことが起こっても、それをすべて「よし」と言えるってこと。

つまり、同じことが起こっているのに、
自己肯定感を持っていれば「よし」と思い、
持っていなければ「それじゃダメ」と思う……。

目の前にある現象は変わらないのに……。

ここにあることを、「ダメ」から「よい」に変えるのは自分次第。
そっか〜、そうだったんだよなあ〜。
だったら、「これでよし!」って私も言ってみようかなあ〜。

朝、雑巾を手にイヤホンを耳に、そんなことを考えたのでした。

音声メディアってすごい!
暮らしのおへそラジオ」もよかったら、聴いてみてくださいね〜。

みなさま、今日もいい1日を


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