もう3月も終わり。
明日から4月、新年度が始まりますね〜。
そこで、このサイトもプチリニューアル。
見た目はほとんど変わりませんが、
過去のコンテンツや、最近更新していないコンテンツは思い切って削除し
(アーカイブでご覧になれます)
すっきりと整理整頓してみました。
そして!
これから段階的に、少しずつ吟味しながら新しいコンテンツを
プラスしていく予定です。
いちばん最初にお届けする新しいコンテンツは、「喫茶いちだ」!
今まで、この「外の音、内の香」では、
「美しきワガママンたち」や、「夫婦ってなあに?」「新しい暮らし方、働き方」
など、さまざまなインタビュー形式のコンテンツをお届けしてきました。
最近その更新が少し滞り気味で反省……。
そこで、あまり細かいカテゴリーに分けすぎず、
いろんな人といろんな話をする……。
ただそれだけの括りで、
インタビューをお届けしてみようと思います。
架空のお店「喫茶いちだ」に、
あちこちから、お客様がやってきて、
おいしいケーキやおまんじゅうを食べながら、
私自身が、今聞いてみたいことを聞き、
楽しくおしゃべりする……。
そんなイメージです。
さあ、いよいよ開店です!
最初のお客様は、鈴木尚子さんです。
鈴木さんって何者?
と説明するのは、ちょっと難しいのです。
少し前まで、整理収納アドバイザーで、片付けのプロ、
とご紹介していました。
でも……。
今は、鈴木さんのホームページによると
「体、家、心の片付け専門家」。
ちょっとだけ、その足跡をご紹介すると……。
アパレル会社勤務後、結婚、出産。
子育てがつらすぎて、さらには、片付けができなさすぎて、
汚部屋の様子や、子育ての悩みをブログで発信。
そんな状態をなんとか脱したいと始めたのが、片付けと収納を学ぶことでした。
いつの間にか部屋がきれいになり、
友達から「うちも片付けて」と頼まれるようになり、整理収納の仕事で起業。
同時に、長年のアパレル勤務経験と、センスが話題を
呼び、パーソナルスタイリングを始められました。
今では、部屋の片付けは卒業し、
片付けの裏側にある、女性の悩みに応えるべく、
親子関係、夫婦関係、起業や働き方、心理学を学ぶだけではなく、人体実験を重ね、
学びから独自メソッドを開発。
それを伝えるための学校「LSCアカデミー」を立ち上げ
約400名のコミュニティBeONEや、
女性のためのライフデザイン講座BeYouを運営されています。
今まで何度か取材をお願いしてきたり、
一緒にご飯を食べに行ったり。
そんな中で、ぜひ鈴木さんにじっくり聞いてみたかったことがありました。
それが「自分の持っているものをコンテンツ化する」というスキルについてです。
鈴木さんのインスタや、ブログを拝見していると、
ことあるごとに「え〜〜〜!」と思わず声を出して驚くことがあります。
今までやってきたことをあっさり手放して、
新たに何かを始められるらしい……。
「えっ? なになに? 今度は何が始まるの?」
毎回、ブログを読んでいるだけでドキドキし、
そこで語られることに、「なるほど〜!それはなんだか面白そう!」
と一緒にワクワクしてくるのでした。
そして、お尻がむずむずして、いてもたってもいられずに
「ねえ、ねえ、鈴木さん! 会っておしゃべりしませんか?」
とお誘いするのです。
そうしてワイン片手に鈴木さんが語ってくれた新しいプロジェクトは、
毎回鈴木さんの体験から、ギュギュッと絞り出された
鈴木さん自身の成長のプロセスから生まれたものばかりでした。
片付けサービスから始まって、
ビジネスのクラスを立ち上げたり、
お母さんがご機嫌に暮らすための伴走システムを構築したり……。
みんなが「それ、私が必要としていたことだ!」
とこぞって集まり、たちまち満席になる。
そんな素晴らしいプロジェクトは、
すべて鈴木さんが、ご自身の中にあるものを整理し、分解し、そして再構築するプロセスを経て
生み出されていました。
「そう、私、コンテンツ化が得意なんですよ」
と語っていらっしゃいました。
そっか……。
コンテンツ化か………。
その時から、私の頭には「コンテンツ化」という言葉が植え付けられました。

一緒にご飯を食べに行った日。
これ、素晴らしい言葉かもしれない……。
何かを得なくても、
何かを学ばなくても、
自分の中にすでにあるものに気づき、
それを整理して、ときに分解し、あれとこれをくっつけて、
誰かの役に立てられるように、
新たな価値としてアウトプットする……。
もし「コンテンツ化」というスキルを身につけたら、
私は私のままで、
何かを生み出すことができるのかもしれない。
そう考えるだけで、新たな可能性の扉が開くようで、
嬉しくなってきてしまったのです。
その具体的な方法をぜひ教えてほしい!
今回、鈴木さんにはそうお願いしました。
さあ、鈴木さんにとっての「コンテンツ化」について、
次回からじっくりお話を伺ってみましょう!
撮影:近藤さな(一番下の写真以外)