ひんやりお菓子とガラスの器

じめじめした季節になると、冷たくてつるんとしたものが食べたくなります。
そんな中で最近見つけたのがこれ!

「和久傳」さんの「蓮もち」。
ずっと「西湖」という蓮根餅を笹の葉で巻いたお菓子が大好きで、
伊勢丹新宿店の地下を通るたびに買っていました。

この時期の手土産にしてもとても喜んでもらえる一品です。
先日も、お店に立ち寄ったら、その横にあったのがこれ。

「西湖」をひとつずつ四角く固めたみたいな造りです。

 

「西湖」は、日持ちがしないのが難点ですが、これは長めなのも嬉しいところ。
手土産にいいなあと思ったので、まず自分で食べてみようと、買い求めました。

さっそくいただいてみたら、おいし〜!!
味も「西湖」ほとんど同じで、和三盆のほのかな甘みです。

オンラインで7月末まで販売しているよう。

 

こういうトゥルンとしたお菓子は、キリッとしたガラスの器に盛り付けたいもの。
器のお店「桃居」さんがオンラインでの展示会を始めてくださったので、
今年になって、普段はなかなか手に入らないという、津田清和さんのガラスの器を買うことができました。

まるで古いガラスのような独特の味わいが魅力。

実はオンラインストアでは、サイズ感がいまいちわからず、左の長皿は、
サラダを盛り付けるぐらいの大きさかと思っていたのですが、
届いてみたら、小皿だった!(笑)
「ちっちゃ!」と驚きましたが、これがデザートにぴったりで、
だったら、もう1枚買っておけばよかった〜と思っています。

これに「蓮もち」をのせてみると、こんな感じ。
涼しげで、口当たりもひんやり。
自分のためにこんなひと皿を用意すると、
あ〜、幸せだなあ〜と思います。

作家ものの器って、買うときには「う〜む」と躊躇するお値段なんだけれど、
思い切って買ったものは、ずっと暮らしに寄り添って
食卓の上でのひとときを豊かに包んでくれます。

 

20年、15年前に買った器を出してきて、甘いものやおかずを盛り付ける日々の中、
「ああ、あの時頑張って買っておいてよかったなあ〜」と思います。

たくさんはいらないけれど、これからも、本当に好きなものと出会っていきたいなあと思う日々です。

みなさんは、どんな夏のお菓子を召し上がっていますか?

 

今日も、いい1日を!


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