東京は桜が満開です。
どうにも人混みが苦手で、お花見には行ったことがありません。
私のお花見は、いつもの駅までの道すがらと、井の頭線の車窓からです。
それでも十分に綺麗!
この時期は、心が浮き立ちます。
さて!
先週、金スマを見ておりました。
ゲストは高橋英樹さんと真麻さん。
真麻さんの一生がメインの構成だったのですが、
私はお父様の高橋英樹さんの言葉にノックアウトされました!
細かい言葉までは忘れてしまったけれど、
それは、
「旬な人が出ているテレビに出なくちゃだめ」
というような一言。
俳優として十分成功し、有名になっていらっしゃったのに、
バラエティに出るようになったのは、
真麻さんの「スマップと一緒に出演できなければ、一流芸能人じゃない!」
という言葉がきっかけだったと言いますが、
一方で、
大御所だからと奢ることなく、
今一番旬な人が出演している番組に呼んでもらうことで、
自分の新たな一面を引き出してもらうことができると考えたのだとか。
すごいなあ〜。
ある程度キャリアを積むと、
プライドもできるし、「格」のようなものも意識しがちです。
なのに、デビューしたてのような若者や、
お笑い芸人さんたちと一緒に
ガハハと大笑いする。
それってなかなかできないことだよなあと思うのです。
私には、それができるだろうか……?
と思わず自分に立ち返って考えました。
若い頃は、なんでも知りたくて、経験したくて、
新しいショップができたら駆けつけ、
知らない作家さんの個展に足を運び……。
でも、ある程度年を重ねると、
自分の生活に本当に必要なものは、そんなに多くない、とわかってきます。
そして、つい出かけることが億劫になり、
「どうせおんなじだし……」とか
「そんなにあれこれ知らなくてもいいし……」と
新しい扉を開けることが少なくなってきます。
見知らぬ人が集まる場へ行くのも億劫だし、
ついつい出不精に……。
そんな時に高橋さんのあの言葉を聞き
ああ、私のどこかに「傲慢さ」があったのかもなあと反省しました。
「もう知ってる」と思うことなく、
「旬」の香りを嗅ぎに出かけよう!
年齢に関係なく、刺激をもらって、学ばせてもらおう!
そう思ったのでした。
みなさま、楽しそうなことがあったら誘ってください〜!