みなさま、「大人になったら着たい服 2018春夏」はもうお手にとっていただけたでしょうか?
毎回、取材をしながら、いろんな方のおしゃれのテクを間近に見せていただけて
本当に勉強になります。
そして、自分にできそうなことから「まねしんぼ」してみます。
私は、まだまだおしゃれ初心者だから、
真似する内容は、すご〜く当たり前のことだったり、初歩的なことばかり。
今回真っ先に真似して買ったのが、「ユナイテッドアスレ」のTシャツです。
これ、「ヘインズ」みたいに10枚セットでいくら、と販売されている
メイドインアメリカのもの。
スタイリストのマネージメントを手がけていらっしゃる、おしゃれの大先輩、高橋明美さんに
教えていただきました。
特徴は、すっごくしっかりした生地と、
襟ぐりがいい具合に詰まっていること。
何度洗濯しても、襟元がよれないし、
セーターやカーディガンから、ちらりと白をワンライン出すのにちょうどいいつまり加減。
1枚で着てもサマになります。
そしてなんといってもリーズナブル!
私は2枚セット1980円で買いました。
こんな風に、主役でないもの。
なんでもいいんだけど、なんでもよくないもの、
がおしゃれにはとても大事なんだ、ということがわかってきました。
パーマネントエイジの林多佳子さんも、
dajaの板倉直子さんも、
インナーを襟ぐりの空き違いで、数枚揃えて、いらっしゃいましたっけ!
そして、これから真似したいのがこれ!
新潟のセレクトショップ「ストアルーム」のオリジナルブランド「アピースオブライブラリー」の
白シャツです。
これまで、白シャツといえば、ボタンダウンを中心に、トラッドなものしか選びませんでした。
こんな風にフリルやタックが入ったものは「私じゃないかも」と思っていたのです。
でも、店主でデザイナーんも小林泰子さんのコーディネートの素敵だったこと!
古着のようなメンズライクなパンツに、ちょっとエレガントなシャツを合わせる。
ちょっとエレガントなスカーフをプラスする。
そんな甘辛バランスが絶妙で、
あれ?私もフリル、着てみようかしら、と思わされました。
ぜひこれからゲットしてみようと思っています。
今回の取材で、改めて思ったのが「おしゃれの力」でした。
茨城県のつくばみらい市で、娘さんとともにセレクトショップ「ヒュッテ」を営む阿部由美さん。
ご主人を亡くされて、しょんぼりしている時に
娘さんに背中を押されてお店をオープンしたそうです。
若いころには、「きれい目ファッション」だったのに、50歳をすぎて、カジュアルなおしゃれを知り
「ストッキングを履かない」ようになったそう。
ちょっと派手めの「快晴堂」のチェックのプリーツスカートに「アーメン」のスニーカーを合わせた
コーディネートの爽やかなこと!
おしゃれって人を変える力がある。
おしゃれって、明日を変える力がある。
そう教えられた気がします。
その他にも、それぞれの方のおしゃれには、その人だけのストーリーが繋がっています。
私は、おしゃれの本なのに、そのストーリーに興味があって、
そこを一生懸命書きました。
ぜひみなさん、お手にとってみてくださいね。
さらにさらに!
本の中でも告知させていただいていますが、
4月18日〜26日まで、阪急うめだ本店で
「おしゃれの新陳代謝展」が開催されます。
大人気のパーマネントエイジさん、dajaさんをはじめ、上でご紹介した「ストアルーム」さんも参加。
今回は、ファッショントークショーからメイクレッスンまで、いろんなイベントも盛りだくさん!
詳しくは、また改めてご紹介しますね。
お近くの方、ぜひスケジュール帳にチェックいれておいてくださいませ〜!