
先日の「おへそ」のトークイベントでお花をいただきました。
私が、家に飾るなら白い花が好き、とどこかで書いたことを、
読んでくださったのかなあと想像しています。
白だけで、いろんな種類を組み合わせた花束は、とってもきれい!
あえて渋めの焼き物に生けてみたら、
清楚な花が引き立つなあと、ひとりでニマニマしております。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
さて!!!
いよいよ、本日新刊「褒められなくても、生きられるようになりましょう」(主婦の友社)
が発売になります〜!

1冊の本を書くとき、
「こういう内容で書こう」とプロットを立てて、内容を箇条書きにして
書き始める人もいれば、
どこに着地するかわからないまま、とにかく書く、という人もいます。
私は、完全に後者のタイプ。
「こういうことを知りたい」
「最近、こんなことがモヤモヤする」
「ずっと今まで考え続けてきたことの答えが、最近見えてきた気がする」
そんな「ひとつ」の想いをテーマに選び、
書きながら、「そっか〜、そうだったのね」「ふむふむ、そういうことだ!」
と発見し、分析し、その試行錯誤のプロセスを綴っていきます。
だから、1冊の本の中には、「こんなところがわからない」「どうしてこうなるの?」
という疑問から、
それをどこから考え始め、どう分解し、そして何がわかったか、
という私の思考の足跡がすべて含まれているのです。
この「褒められなくても、生きられるようになりましょう」
もそうでした。
若い頃から、優等生で、「褒められる人になる」ことを目指して生きてきたけれど、
「褒められなくちゃ気が済まない」「どうしても褒められたい!」
と思いすぎると、生きることがつらくなります。
でも、気がつけばつい「褒められたい」と思っちゃう……。
そこからどうしたら抜け出して「褒められる」というメモリ以外のものさしで、
人生を測ることができるようになるんだろう?
とずっと考えていました。

この本は、4つの章から成り立っています。
1章 どうして褒められたいの?
ここでは「褒められたい」という思いを分解してみました。
たとえば……。
私が今、いちばん夢中になっているテニスでは、なぜか褒められなくても全然へっちゃらなのです。
どうしてかなあ〜?とよ〜く考えてみたら……。
私がいちばん嬉しいのは、
コーチに体の使い方を教えてもらい、
今までできなかったバックハンドが、パコ〜ン!とうまく当たったとき。
つまり、「誰か」に褒めてもらうより、
「昨日の私」より「今日の私」が、できるようになっている、
という事実が嬉しいのです。
そっか。
「誰かの評価」を気にするより、
自分の成長にフォーカスすればよかったんだ……とわかってきます。

2章は、「褒められたい」を抜け出すためには?
たとえば……。
本を出したら、重版がかかって欲しいと願います。
あんまり評判にならず、売れなかったら、
出版したときには、キラキラと輝いていた1冊が、色褪せて見えたりします。
でも……。
「父のコートと母の杖」(主婦と生活社刊)という本は、
残念ながら、重版がかかっていません。
けれど、私はこの本を出せたことが、いまだに嬉しくてたまりません。
両親の老いを目の当たりにして、
老いるということが怖くてたまらなくて、
それをどう受け止めたらいいのだろう?
と考え、悩み、父と母と一緒に過ごしながら話をし
書き上げた1冊です。
書きながら、私は「人生の最終コーナー」に差し掛かった両親が
見せてくれる姿に感動し、
「何かができなくなっても、幸せになれる」ことを教えてもらいました。
この本を書かなかったら、そんな「老い」や「死」を分析することもなかったと思います。
だからこそ、書き終わった段階で、私はもう120%満足だったのです。
そっか。
何かをやり終えた瞬間の満足感をマックスにすれば、
「その後、褒められなくて」も、大丈夫でいられるんだ……と思いました。

3章は、小さく心が満たされる日々を
4章は、褒められなくたってへっちゃら
ここでは、「褒められる」代わりに、
自分で自分の心を満たす日々について書きました。
よ〜く考えてみれば、
こんなに面倒くさがりの私なのに
白花豆を煮て、カブを刻んでポタージュスープを作り、
大好きなトーストと一緒に食べることが大好きだったり、
Youtubeで「スターテニスアカデミー」というテニスチャンネルを見るだけで
ワクワクしたり。
ささやかなひとときひとときを足し算していけば、
私は褒められなくてもへっちゃらかもしれないじゃん!
と思えるように。
そんな、「褒められる」の一歩外側に出るための道のりを、
この1冊を読みながら、一緒に歩いていただけたらいいなあと思っています。
それでもまた「褒められたい」って思っちゃうかもしれないけれど、
「褒められなくても大丈夫」と知っていれば、
ついつい思っちゃっても、きっと自分に戻ることができるはず……。
「褒められなくても、生きられるようになりましょう」
本日発売です。
お手にとっていただけたら嬉しいです。
今日もいい1日を