人の声を聞くということ

昨日の東京は冷たい雨の1日でした。
寒くなりましたね〜。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

土曜日は、大阪日帰り。
「プリット」さんで、後藤由紀子さんのトークイベントがあり、
その司会を仰せつかって行ってまいりました。
ゲストは「トラック」の唐津裕美さん。

住む場所も、仕事も、今まで歩いてきた道も
全然違う3人なのだけれど、
なんだか話していると面白くて、
楽しいひとときでした。
みなさん、熱心に聞いてくださって嬉しかったなあ。

後藤さん、唐津さん、どちらもに共通していたのは、
人のことは気にせずに、自分のペースで自分にしかできないことをやる、ってこと。
つい、いい格好してしまう私には、
そんな地に足ついたふたりの歩き方が羨ましかったです。

帰ったら、大谷哲也さんと桃子さんから
自家製のベーコンとハム、そしてパンが届いていました。

嬉しいなあ〜。
てっちゃんが作るベーコンやハムは余計なものが一切入っていなくて、
本当においしいのです。

しっかり焼いたパンもおいしそう!
さっそく切って冷凍しました。
これから少しずつ大事にいただくつもりです。

さて!
やっと「おへそ」の原稿が仕上がったと思ったら、
もう先に入稿した分の初稿があがってきて、
それぞれの方にチェックに回し、
赤字が戻ってきています。

この赤字をすべて読み込んで、
文字数を合わせながら修正していく作業がこれまた大変……。

実は、今まで私は赤字を入れられると
「がび〜〜ん」と落ち込んでいたのです。
せっかく一生懸命書いた原稿なのに……って。

でも、今回はちょっとその考えを変えようかなとトライ中。
それぞれの方の考えをもう一度消化するのに
へとへとにはなるけれど、
「そうか、そうだよね……」とちょっと素直になりたいと。

というのも、今まで私は私の方法であの人を理解しよう、
としてきたのです。
私の視点でわかりたい。
そのわかったことを伝えたいって……。

でも、私とあの人は同じではない、ということが
こんなに長い間仕事をしてきて、
やっとわかりかけた気がしています。

誰かの人生を完全に理解することなんてとてもできません。
だったら、自分の姿をできる限り小さくして、
その人の声を聞いてみよう……。

自分の文脈でその人を理解するのではなく、
その人の文脈で理解してみようか………。
そう考えるようになりました。

とは言っても、つい「私はこう思うのに、その考え方になるのはどうしてなの?」
と自分を柱にしてしまいます。

そのバランスって本当に難しい。
自分の視点がまったくないのも、
風に揺れてふわふわ舞う葉っぱのようになってしまうし、
まったく揺れない枝になっても、
相手が理解できないし。

ただ、我を張らないで
一旦その人に飲み込まれてみようか……と考えるこのごろ。

まだまだ修行は続きます。

みなさんは、どうやって人の声を聞きますか?

今日もいい1日を。


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