今年も残すところ10日ほどになりました。
私は、「暮らしのおへそ vol25」の校正や、新たな書籍の原稿、チェックなど
「も〜、本当に仕事終わるのかしら?」と思うほどバタバタと過ごしておりました。
それで、すっかりご報告が遅くなってしまったのですが、
新たに出た本2冊のご紹介です。
まずは「暮らしのまんなか」。
表紙がマット加工になり、大きくリニューアル。
デザイナーの引田大さんと相談しながら大胆なデザインに。
とても素敵な1冊になったと思います。
今回この本で取材させていただいた方々、本当に素敵なお住まいでした。
今号のテーマは、「昨日より今日を進化させるマイルール」。
色々な方の暮らしのルールを紹介しています。
名古屋にお住いで、古布や糸でものづくりをされている小菊永吏子さんは、家具を極力おかずに、
箱やかごで収納を。
フォトグラファーの高見朋実さんは、ものを厳選して見せる収納に。
島根の田中健さんと純子さんは、元酒屋をリフォームして、自分たちで考えた自由な部屋づくりを。
そのほか、料理家冷水さんのお宅や
トラネコボンボンの中西なちおさんには、冬野菜を使った料理を教えていただきました。
見応えたっぷりだと思います。
ぜひお手にとってくださいね。
そしてもう1冊!
halの後藤由紀子さんの新刊「地元な暮らしー後藤さん、今日はどちらへ?」
のお手伝いをさせていただきました。
この表紙、美しいでしょ〜!
うっすらと見える山は富士山です。
デザインはサイトヲヒデユキさん。
写真は、大沼ショージさんです。
この個性豊かなスタッフで、今までのライフスタイル本にはない1冊になったなあと思います。
この本は、後藤さんの地元、沼津のあれこれを紹介したもの。
でも、一見ガイド本に見えるのですが、実は
19歳で沼津をでて、キラキラとした東京で楽しい日々を過ごし、24歳で故郷へ戻り、結婚してお母さんになった。
そんな後藤さんにとっての「地元」ってどんな存在だったのか。
富士山や、美味しい水や、アジフライを紹介しながら、
それを見つめる後藤さんと、何を大事にするかを選び取ってきた過程、
後藤さんの足跡を綴っています。
こんな立派なアジの干物や
暮らしのすぐ横にある海や
地元だからこその気のおけない仲間や、
東京から招いたお客様を案内することや(今回はフラワースタイリストの平井かずみさんをご案内。
二人の対談も掲載されています)
などなど。
この本を読んだら、きっと自分の「地元」を見直してみたくなるはず。
そんなきっかけになったらいいなあと思う1冊です。
こちらもぜひ!
年末の慌ただしい中で、ちょっとお茶でも入れて読書タイムをつくってみたり、
または、年始のために、読む本をストックしておくのもいいかもしれません。