金木犀の香りが満ち満ちている空気の中、
朝のウォーキングに行ってきました。
胸いっぱい空気を吸い込むだけで幸せです。
三連休も終わり、今日からまたいつもの日々が戻ってきますね。
さて!
いよいよ10月17日に「大人になったら着たい服 2024~25秋冬」が発売になります〜。
表紙は、オリジナルテキスタイルのお店「NUNO」を営み、
テキスタイルデザイナーとして活躍されている須藤玲子さん。
六本木のアクシスの中にある「NUNO」のショップは、
むか〜しからあって、時折覗いたことはあったけれど、
このお店のオーナーが、こんなに素敵な方だったと、初めて知りました。
世界中の美術館で、ご自身がデザインされた布の展示をされていたすごい方なのに、
お会いするととても気さく!
びっくりしたのは、洋服を捨てずにず〜〜っと長く愛用されていること。
そのために、持っていらっしゃる服はほとんどご自宅で洗われるのだとか。
表紙と、中ページで履いていらっしゃつパンツは色違い!
たっぷりとしたシルエットでラクチンなのに、すとんとした落ち感でかっこいい!
このパンツ、私も買いに行きたいと思っています。
オリジナルテキスタイルのシャツのモダンで素敵なこと!
さらに足元の靴下でもちらりと柄を見せて。
決して変わらない「好き」を時を重ねて大事にすると、
見事に「自分らしさ」として身に付くことを教えていただきました。
野田ユカさんは、エレクトーン奏者で、
50代をすぎてシルバーヘアにしたのを機に、シニアモデルとしても活躍している方。
「色を組み合わせるのが苦手だから」と
ワードローブは白と黒のみ!
出産を機に、仕事を辞め専業主婦に。
40代をすぎて再びセッションやライブでのピアノの伴奏を頼まれるように。
「私の演奏を聴いて! 私を見て!っていう思いはないんです。
『この曲を弾いて』と言われれば弾くし、
『モデルをやって』と頼まれれば喜んでやります。
ちょっと下がって目立ちたいタイプ」
と笑いながら語ってくださった言葉が、とても印象的でした。
「サキ」の展示会に行ったとき、
たまたま会場にいらして、すご〜く素敵なので思わず声をかけたのが
金子利恵さんでした。
金子さんのおしゃれの基本は、
「同じものをずっと」。
これ!と見つけたお気に入りのシャツやパンツは、
素材や色を変えて、買い足していきます。
長年、美術館でボランティアとして子供たちと絵を見て回ったり、
小学校でアートの授業をしたり。
実は数年前に病気をされて、
『明日何があるかわからないから『お金が貯まったら』
と条件をつけないで、やりたいことは今すぐやろう!」
と決められたのだとか。
さわやかな金子さんのコーディネート、ぜひ見てみてください。
見て見て!
今年81歳という小田原しのぶさんの笑顔の可愛らしいこと〜!
60歳までは会社員として働き、
今は、コーラスに通ったり、料理を教えたり、手芸サロンを主宰したり、
推し活でコンサートの遠征に出かけたり。
洋服は、シルバーヘアにしてから「どんな色でも着てみたい」
と思うようになったそう。
「何者かになりたい、っていうことはないんです。
料理も手芸もおしゃれも、極めようとは思っていないんですよね」
楽しんで生きる、ということを教えていただきました。
高瀬はるかさんは、
トークイベントで知り合ったグラフィックデザイナーの方。
白と黒のバランスや、
個性のあるバッグをひとつプラスするなど
おしゃれは、「バランス」が大事と教えてくださいました。
そのほか、「パーマネントエイジ」さんのページでは、
18年前からず〜〜っと人気で売れ続けているという
シルクコットンシリーズのタートルネックやジャケットを紹介。
巻頭特集の「45R」の井上保美さんのピンクのざっくりニットもかわいいし、
メガネ特集も必見。
さらに、人気の通販ページもあります。
今回も盛りだくさん!
少し涼しくなって、秋のおしゃれの季節に、
ぜひ、コーディネートの参考にしてみてくださいね。
そして、この1冊は、ただおしゃれだけでなく、
素敵に歳を重ねていらっしゃる方々の大事にしていらっしゃることを、
おしゃれの裏側にちらりと書き綴っています。
ぜひ、そこも読んでいただきたいなあと思っています。
amazonでは予約が始まっています。
よかったらお手に取ってみてくださいね。
今日もいい1日を!