朝、外に出ると、ああ、秋がやってきたなあ〜と感じます。
今年は特別暑かった分、ちょっとだけ涼しい朝の気持ちよさを
一際敏感に肌がキャッチするのかもしれません。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
私は、原稿執筆と「おへそ別冊」1冊分のコンテを描くために、
ここ数日ずっと家にこもっておりました。
ちょうど夫の帰りが連日遅くて、夜ご飯を作る必要なし!
自分ひとりだと、パスタにしたり、そうめんだったり、冷凍しているドライカレーにしたり。
冷蔵庫の残り物でやりくりしていたけれど、
さすがにそれも底をつき、
昨日は久しぶりに食材の買い物へ。
思い立って、いつものスーパーではなく、
ちょっと足を伸ばして、「地産マルシェ」へ行ってきました。
ここは、産直で野菜をめちゃリーズナブルに売る店。
いろんな形のナスや、ズッキーニ、黄色いミニトマトなど、
あれこれ野菜を仕入れてきました。
ああ、楽しかった!
時間に余裕があると、あれこれ野菜を見ながら買い物するのって楽しいんですよね〜。
しかも「お〜、やすっ!」と安いものを見つけて得した気分になると尚更です。
そこで見つけたのが、これ!
そう!
いちじくであります。
実は、毎年2月頃に1年分の文旦ジャムを作るのですが、
今年は、それが早々なくなってしまいました。
あれ? もうない!と気づいて大慌て。
数日間は、トーストにバター&はちみつでしのいで、
それはそれで美味しかったんだけれど、
ジャムを煮なくちゃ!と思っておりました。
今、旬の果物はなんだっけ? 桃かな?
と、「地産マルシェ」に行ったいちばんの目的はそれを見つけるためだったというわけです。
そこで見つけたのがいちじくでした。
いちじくの旬は2回あって、8月〜11月が秋果専用種で、夏果専用種より甘味が強いそう。
さっそく買って帰って、ジャムづくり。
剥く必要もなく、切らなくて、裂くだけでいいので、超簡単。
いちじくの総重量の70%の砂糖を入れ、少しレモンを加えました。
いちじくって、火を入れると別物のおいしさになるんですよね〜。
うまうまのいちじくジャムが完成しました。
そして、晩御飯はさすがに、ずっと麺類だけじゃあなあと思い、
チキンを焼くことに。
最近、ワタクシ、チキンの焼き方をマスターしたのです。
ずっとチキンをカリッと焼けないなあと思っていました。
フライパンに皮目から入れてぐっと押し付けて、
フタをしないで、弱火で時間をかけて焼く。
そんなやり方でやっていたのですが、
確かにカリッとなるのだけれど、火が入りすぎる気が……。
中はふわっと、外はカリッと焼くにはどうしたらいいのだろう?
と、あれこれ検索してみました。
そして見つけたのが、ストウブの鍋で焼くという方法。
煙が出るほど鍋を熱してから、鶏もも肉を半分に切って入れ、
フタをして中火で6分。表裏を返して3分焼きます。
フタをすると、皮がパリッとならないのでは?と思っていたのだけれど、
全然大丈夫!
中はふわっと仕上がって、外はカリカリ。肉汁がジュワ〜!
同じ鍋に、丸茄子などを入れてやくと、とろとろに仕上がって、
これまたおいしいのです。
何度やっても失敗せずに仕上がって、完全マスターいたしました!笑
あれこれ手をかけず、短時間でチャチャッとおいしいものができると
嬉しいですね〜。
先日書いた、お風呂掃除にしろ、日々のご飯づくりにしろ、
引き算した簡単家事で、自分に余力を残す、というのが最近のテーマになりました。
みなさんは、日頃どんな引き算をされているのでしょうか?
今日もいい1日を〜。