誰かがいるから、私がほっとできる

今日は全国的に大雨なのだとか。
東京でも、朝から大きな雨粒が落ちています。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

私は昨夜、一足早く東京へ戻りました。
昨夜は久しぶりに自宅のお風呂にゆっくりつかり、
髪の毛をトリートメントし、「サボンデシェスタ」さんのシュクレで肌を磨き、
パックをして、自分を労わりました〜。

イベント中は、出店者さんとご飯を食べに行ったり、
会場でお会いした人とおしゃべりしたり、
と〜〜っても楽しい北海道ライフでした。

たくさんの方に会うと、心と頭が刺激され、
ホテルに戻ってベッドに入っても、
頭がぐるぐると回って、なかなか眠れなくなります。

朝は早めに起きて、開店までの間に、
原稿を書いたり、メールの返信をしたりするのですが、
やっぱりどこか落ち着かず……。
なんだか、日常とはまったく違う時間を過ごしているようでした。

帰り道、札幌から千歳空港への電車の中で、
北海道らしい、雄大な風景を眺めていると、
これから帰る東京と、北海道が、
同じ時間につながっていることが、なんだか不思議に思えてきました。

違う地で、違う環境の中、その地、その地にいろんな生活があって、
それがみんな同じ時間に同時に起こっているんですよね〜。

たまたまホテルのテレビで、
朝、星野道夫さんの足跡を辿る番組があって、思わず見てしまいました。
アラスカを始め、大自然の中で写真を撮り続けた星野さんは、
ホッキョクグマがいる氷の上や
バッファローが大移動する山の中を訪ね
すぐ横で写真を撮りながらこんなふうに綴っていらっしゃいます。

「ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が確実にゆったり流れている」

そんな「もうひとつの時間」を
できるだけ、感じることができたらいいなあと思いました。

今回のイベントで、
ちょっとした心遣いが、本当に嬉しいんだよなあ〜
という体験を、いくつもさせていただきました。

上の写真は、主婦と生活社の広告部の男性が、
イベントの様子を見にわざわざ北海道まで足を運んできてくれて、
しかも、「疲れるだろうから、ホテルで使ってください」と
持ってきてくださった入浴剤。
前日に青森に行かれたついでに買ってきてくださったものだそう。
こういうちっちゃな気遣いって、ほんと心を癒してくれますね〜。

会場では、「永福食堂」さんのクッキー缶などを並べたテーブルが、
白い殺風景なものだったので、
ちょうど前の売り場だった「チョロン」の佐々木さんが、
ご自身のお店の商品でもある
チェックのクロスを貸してくださいました。

パッと見た目が明るくなって、商品たちも嬉しそう!

こうやって、会場内で、
あの人がこの人のために、この人があの人のために、
という交流を目撃すると、めちゃくちゃ嬉しくなります。

人っていいなあ〜。
素敵だなあ〜と思えます。

北海道では、春の花が「せ〜の」で一斉に咲いていました

 

自分と違う他者がいることで、
心がほっと温まる経験が生まれるんだなあと改めて実感しました。

みなさんは、誰かのおかげで元気になれること、ありますか?

札幌大丸展での「おしゃれとおへそのお買い物展」は今日までです。
まだ行かれていない方、
ぜひ優しい店主のみなさんとおしゃべりしに出かけてみてくださいね〜。

 

みなさま、今日もいい1日を。


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