今日は2月29日。
今年は閏年ですね。
4年前の閏年はいったい何をしていたんだろう？
まったく記憶がありません……。

さて。
先日、人間ドッグでポリープが見つかったので、
取ってもらうために、
1年前に入院した病院へ行ってきました。

人間ドッグでは治療が行えないという決まりになっているので、
大腸内視鏡検査を受けた後、ポリープがあったら改めて病院に行かないといけないのです。
人間ドッグを受けた病院で取ってもらうこともできたけれど、
いろいろな経緯を知っていただいている病院の方がいいかなと思い、
まずは予約をとって問診に。

1年ぶりに病院までの坂の登りながら不思議な気持ちになりました。
たった1年前、めちゃくちゃ心細い思いでここに入院し、
「もしかしたら癌かも……」と恐怖に震え……。

なのに、1年たったらそのことをすっかり忘れていました。
「ちょうど同じ時期だったなあ」
と、道の脇に咲くクリスマスローズと沈丁花を眺めながら
今の自分の人生の横にある、もうひとつの「あったかもしれない人生」について思いを馳せました。
もしも、あの時悪性だったら……。
もしも、また何か見つかったら……。
日常はガラリと変わってしまうのだなあと。

だとすれば、「あったかもしれない人生」の手前で
くるっと引き返し、戻ってきた「今」を
めいっぱい楽しまなくちゃ、もったいない！
と思ったのでした。

つい「今」のありがたさを忘れてしまうけれど、
そして、将来の心配ばかりをしがちだけれど、
私は、今のままで十分幸せ！
そんなことを考えながら、
次のポリープを取る日の予約をし、下剤を抱えて帰ってきました。

昨日は風は冷たかったけれど、すばらしいお天気でしたね〜。
昼間は、自宅で取材を受けるため、朝から片付けたり、準備したりバタバタ。
その日休みだった夫は、家にいると落ち着かないからと、
映画を2本見て、スタバで確定申告の準備をしていたそうです。（ごめんよ！笑）

そして、夕方からふたりでスーパーに買い物へ。
夕暮れを眺めながら、ネギや白菜を抱えた帰り道、
ああ、しあわせだな〜！と改めて思いました。

作ったのは、カジキの照り焼きネギいっぱい。
カジキをフライパンで焼いて、一旦取り出し、
しょうゆ、みりん、酒を入れてネギを加えてくったりするまで煮て、
カジキを戻し入れます。
ネギの甘みが甘じょっぱい味とからまって、めちゃおいしかったです。

寒かったので、とうふとエビのあんかけも。
これはNHKの料理番組で紹介されていたもの。
出汁に、エビを細かく切って片栗粉をまぶしたものを加えて火を通し
酒、みりん、薄口醤油、生姜を加えて、
豆腐をくずしながら加えて、ちょっと煮込み、
片栗粉でとろみをつけたら、最後にレタスを加えます。
シャキッとしたレタスと、とろ〜り豆腐のコントラストがおいしい〜。
あたたまりました。

この他、白菜をカットして塩で揉み、
ごま油を熱してじゅっとかけて、鰹節とポン酢をかけて。

蓮根はフライパンでじっくり焼いただけ。

この日だけは、夫にブーブー文句を言うこともなく、
手伝いが遅い！とプリプリすることもなく、
おいしく食べられることに感謝した晩ごはんタイムでした。笑

みなさんは、どんなときにしあわせ〜と感じられますか？

今日もいい1日を〜！