豆を煮ながら、1年を振り返る

今年最後のテニスのレッスンは朝8時から。
やればやるほど、できていないことがわかって、
できた!と思っても、次にもう一度やるとちっともできなくて……。
果たしてうまくなっているのか、いないのか?
そんな「ままならなさ」が、
私が今テニスにはまっている一番の理由かもしれません。

みなさま、いかがお過ごしですか?
いよいよ今年も残すところあと2日ですね。

毎日、取材に出ない日は、午前中に書斎にこもって原稿を書いたら、
12時に朝食のような昼食を食べます。
パンとスープとコンポートとヨーグルト。
365日同じメニューです。
が、スープは季節によって少し変わります。

夏は、キャベツとトマトなどを入れてさっぱりした野菜スープに。
冬は、カブや白菜を柔らかく煮てポタージュスープに。
ポタージュのとろみをつけるために、
ジャガイモやさつまいもを加える時もありますが、
気に入っているのが白花豆。

一袋を煮ておいて、
キューブ状に冷凍させておき、
カブや白菜のの上から1個をポトンと放り込んで煮るだけ。

もうちょっと丁寧に書くと、
少量の玉ねぎとベーコンを炒め、その上からカブや白菜、
冷凍しておいたきのこ類を加え、塩麹を加えて水を半カップ。
すべてが柔らかく煮えたら、
ハンディーブレンダーでつぶして、豆乳を加えて出来上がりです。

最初は、とろみをつけるのに何がいいかなあと思っていて、
そうだ、豆だ!
と思いついただけだったのですが、
これが、食べてみるとめちゃおいしい!
白花豆の甘みとコクが加わって、
入れるのと、入れないのとは大違いなのです。

豆の力ってすごいですね〜。

そろそろ、小豆も炊いてみようかなあと思っているところです。

今年の「日々のこと」の更新は今日までです。
みなさま、毎日読んでくださって、本当にありがとうございました。

この「外の音、内の香」を始めたのが2016年11月。
7年間が過ぎ、知らない間に8年目にかかっていました。
毎朝「あ〜、今日は何を書こうかな〜?」
「う〜ん、もう書くことないよ〜」と思うのですが、
書き始めると「ああ、そうだった、そうだった!」
といろんなことを思い出し。
「書く」ということで、私自身が自分の暮らしをちょっと俯瞰でき、
さらさらと過ぎていく日々をすくい取り、
ちょっと立ち止まるきっかけとなっています。

それを皆さんに読んでいただけて、
こんなに幸せなことはありません。

今年も1年間、ありがとうございました。
みなさま、健やかに、素敵な新年をお迎えください。

そして、今日もいい1日を!


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