クリスマスの日に、星占いを読む

メリークリスマス!
みなさま、クリスマスイブ、いかがお過ごしでしたか?

私はひとりで吉祥寺カトリック教会のミサへ。
日本語とベトナム語とタガログ語のハイブリッドなミサになっていて驚きました〜。

幼い頃、クリスマスが1年でいちばん楽しみでした。
我が家は両親の不思議なこだわりで、お年玉がなくて、
クリスマスプレゼントをもらう……という家だったので。

でも、何かをもらったというよりも、
妹と一緒に、両親や祖母にプレゼントを用意するのが楽しかったなあ〜。
限られたお小遣いの中で、花を買ったり、手袋を買ったり。
妹は絵を描いたり。

クリスマスやお正月やお誕生日や母の日や……。
そんな家族でのイベントって、
やってもいいけど、やらなくてもいいこと。
でも、幼い日の記憶には強烈に刻まれるものです。
そんな思い出を作ってくれた、両親に感謝です。

 

イブの前の日に、このサイトの「大谷桃子の母から娘へ。つながるレシピ」の連載を書いてくださっている
大谷哲也さん、桃子さん夫妻から、
手作りのハムとベーコンが届きました〜。
てっちゃんこと、哲也さんは、私のベーコン作りの師匠。
私は、煙がでるステイックで「なんちゃって燻製」をするのですが、
てっちゃんのは本格派。
いただくのが楽しみです。

桃子さんの、庭の葉っぱや実を使った心のこもったラッピングにいつも心癒されます。

ふと気づいたら、玄関にこの紙袋がかけてありました〜。
ご近所に住むライター塾の生徒さんが届けてくれたシュトレン。
お姉様が焼かれたそう。
こちらも、楽しみにいただきます〜!

さて。
おへその入稿がひと段落したら、ゆっくり読もうと、
ずっと置いてあった石井ゆかりさんの「3年の星占い」。

ドタバタしていて、やっと昨日から読み始めました。
も〜!石井さん、どうして私のことそんなにわかるの?
と言いたくなるような内容……。

おへそでも取材をさせていただいた、石井さんの文章は、
本当に心をマッサージしてくれるようで、読んでいるだけで癒されます。

子供の仕事と言えば「遊び」ですが、遊びに目的はありません。
「なんのために遊ぶのか?」といいう問いは、ナンセンスです。
この時期のあなたもそれに似ています。
「なんのために?」「どこに向かって?」という問いが、
ここでのあなたには、あまり意味がないのです。
ただ進みたいから進むのです。

(中略)

もっと言えば、この3年のなかで、
あなたは「自由を模索する」こと自体からも自由になれます。

ずっと、〇〇しなくちゃ!
と生きてきたワタシ。
そろそろ、「なんのために?」「どこへ向かって?」という
目標や努力から解放されて、
「進みたいから進む」
のでもいいのかも?

星占いの本を読むって、
そこに書いてあることをそのまま信じるというよりも、
「そっか、そっちの方向があったか!」と知って、
「これから」を考える新しい視点やヒントをもらえるから楽しいんだなあと思います。

読み終わるのがもったいなくて、
毎日数ページずつ、少しずつ読むつもりです。

風がき〜んと冷たいですね。
みなさま、素敵なクリスマスDayを!


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